HOME | 研究資料館 | 地域検索 | 採集の記録 | 2008 . 08 . 13 | お知らせ

2008.08.13, Part XIII

自然休養林裏手の湿原?〜松川自然休養林

どうにか沢を無事渡ることができた(八幡平市),14:19
壊れた橋に手をかけながら丸太の上を歩いて,どうにか沢を渡ることができた。 登山道はかなりぬかるんでいる。

倒木が道を遮る,この奥の道は薮の中・・・(八幡平市),14:20
少し行くとこのように倒木もあった。あまり歩かれていない登山道なのかも知れない。 前方に日当たりのよい場所が見えるが,そこは道の両側に1m以上の高さのある笹薮が続いていた。 地図によれば,道の左(西)側を少し行ったところに目的とする湿地(湿原?)があるはずなので, とりあえず笹薮の中へ進んでみようとしたが,足下はぬかるみ,薮もかなり奥まで続いていて,開けた湿地のような場所は目に入らなかった。 慣れない薮漕ぎに不安になって途中で引き返した。

沢近くまで戻り沢沿いに上流方向へ入ってみたが・・・(八幡平市),14:23
1,2枚目:いったん沢近くまで戻り,今度は沢沿いに上流方向へ進めば湿地(湿原)に到達できるのでは,と考えて, 画面右の木立の中へ入ってみた。

そこはミズバショウが群生するぬかるんだ湿地だった(八幡平市),14:24-14:25
少し進むとそこはぬかるんだ湿地で,たくさんのミズバショウが育っていた。 このまま行くと,途中でずぼりと靴が泥の中に潜ってしまうとも限らない。 そうなっては大変なので,ここでも先へ進むのを断念した。

やむなく引き返す(八幡平市),14:25
結局,目的とした湿地には辿り着けなかったが,やむをえない。 再度,さきほど通った壊れた橋の脇を通って沢を渡る。

元来た道を下る(八幡平市),14:27

車道が見えてきた(八幡平市),14:31

ここで右折,自然休養林キャンプ場へ戻る(八幡平市),14:32
1,2枚目:県道212号 雫石東八幡平線の手前で左〜右を撮影。 撮影後,右へ進み松川自然休養林キャンプ場へ戻る。

県道212号 雫石東八幡平線を南西へ(八幡平市),14:32

自然休養林キャンプ場まで戻る(八幡平市),14:35
1,2枚目:キャンプ場の看板(1枚目)が見えてきた。 右を見るとキャンプ場内では,すでに何組かがテントを設営して思い思いに過ごしていた。

キャンプ場内へ入ってみる(八幡平市),14:36-14:37
1枚目:入口から奥を撮影。 右側に2つの建物が見えるが,手前が管理棟で,奥が温泉施設(小屋?)だった。 ここは温泉付きキャンプ場であることを売りにしているようだ。ただし,入浴のみも可とある。 また,画像には写っていないが,キャンプ場の左奥には公衆トイレがある(注)。
この後,温泉施設の前に自販機があったのでお茶かスポーツ飲料の入ったペットボトルを買おうと近寄ってみたが, 電源が入っていなかった・・・。

注:入口脇には「トイレだけの使用はお断りします」との看板があった。

キャンプ場内でしばし休憩(八幡平市),14:42
復路のバスが入口脇のバス停(青沼バス停,注)に来るのは15:28。 まだ46分も後だ。とはいえ,すでに大分疲れて,とくに足の裏が立っていると痛い。 そこでキャンプ用の板の間?に腰掛け休ませてもらった。 休憩の間に採集道具をザックの中に収納。

注:不思議なことに自然休養林キャンプ場の前にあるのに「自然休養林」あるいは「キャンプ場」という名前ではなく, ここから少し離れた場所にある「青沼」の名前になっている。 もしかすると,キャンプ場ができる前から青沼バス停があったのかも知れない。 キャンプ場ができてから,多くの人が利用しやすいようにバス停の位置を変えた?

「青沼」バス停付近を散策(八幡平市),14:55
休憩しているのにも飽きたので,入口付近を散策することにした。 これは入口脇の草地で花を咲かせていた キンミズヒキAgrimonia pilosa var. japonica)。

「青沼」バス停付近を散策(八幡平市),14:56
同じく ゲンノショウコGeranium nepalense subsp. thunbergii)。 この花は県道212号の道路沿いで何度も見かけた。

「青沼」バス停付近を散策(八幡平市),14:57
1,2枚目:バス停裏側,入口脇には小さな湿地があり,枯れかけのミズバショウの葉がたくさんあった。

「青沼」バス停付近を散策(八幡平市),14:58
その湿地近くに生えていた ??)。

「青沼」バス停付近を散策(八幡平市),14:58-14:59
同じ場所にあった別のシダ。 当初,フモトシダMicrolepia marginata)としていましたが, 日本シダの会の佐藤淳様から,正しくは シケシダDeparia japonica)であると教えていただきました。 ありがとうございます。

「青沼」バス停付近を散策(八幡平市),15:06
入口の通路を挟んで反対側の草むらに咲いていた キツネノボタンRanunculus silerifolius)。

Part XIV: 松川自然休養林(青沼バス停)〜盛岡駅
2008.08.13, 15:07 - 17:53