倒木が道を遮る,この奥の道は薮の中・・・(八幡平市),14:20
少し行くとこのように倒木もあった。あまり歩かれていない登山道なのかも知れない。
前方に日当たりのよい場所が見えるが,そこは道の両側に1m以上の高さのある笹薮が続いていた。
地図によれば,道の左(西)側を少し行ったところに目的とする湿地(湿原?)があるはずなので,
とりあえず笹薮の中へ進んでみようとしたが,足下はぬかるみ,薮もかなり奥まで続いていて,開けた湿地のような場所は目に入らなかった。
慣れない薮漕ぎに不安になって途中で引き返した。
沢近くまで戻り沢沿いに上流方向へ入ってみたが・・・(八幡平市),14:23
1,2枚目:いったん沢近くまで戻り,今度は沢沿いに上流方向へ進めば湿地(湿原)に到達できるのでは,と考えて,
画面右の木立の中へ入ってみた。
そこはミズバショウが群生するぬかるんだ湿地だった(八幡平市),14:24-14:25
少し進むとそこはぬかるんだ湿地で,たくさんのミズバショウが育っていた。
このまま行くと,途中でずぼりと靴が泥の中に潜ってしまうとも限らない。
そうなっては大変なので,ここでも先へ進むのを断念した。
やむなく引き返す(八幡平市),14:25
結局,目的とした湿地には辿り着けなかったが,やむをえない。
再度,さきほど通った壊れた橋の脇を通って沢を渡る。
ここで右折,自然休養林キャンプ場へ戻る(八幡平市),14:32
1,2枚目:県道212号 雫石東八幡平線の手前で左〜右を撮影。
撮影後,右へ進み松川自然休養林キャンプ場へ戻る。
県道212号 雫石東八幡平線を南西へ(八幡平市),14:32
自然休養林キャンプ場まで戻る(八幡平市),14:35
1,2枚目:キャンプ場の看板(1枚目)が見えてきた。
右を見るとキャンプ場内では,すでに何組かがテントを設営して思い思いに過ごしていた。
キャンプ場内へ入ってみる(八幡平市),14:36-14:37
1枚目:入口から奥を撮影。
右側に2つの建物が見えるが,手前が管理棟で,奥が温泉施設(小屋?)だった。
ここは温泉付きキャンプ場であることを売りにしているようだ。ただし,入浴のみも可とある。
また,画像には写っていないが,キャンプ場の左奥には公衆トイレがある(注)。
この後,温泉施設の前に自販機があったのでお茶かスポーツ飲料の入ったペットボトルを買おうと近寄ってみたが,
電源が入っていなかった・・・。
注:入口脇には「トイレだけの使用はお断りします」との看板があった。
キャンプ場内でしばし休憩(八幡平市),14:42
復路のバスが入口脇のバス停(青沼バス停,注)に来るのは15:28。
まだ46分も後だ。とはいえ,すでに大分疲れて,とくに足の裏が立っていると痛い。
そこでキャンプ用の板の間?に腰掛け休ませてもらった。
休憩の間に採集道具をザックの中に収納。
注:不思議なことに自然休養林キャンプ場の前にあるのに「自然休養林」あるいは「キャンプ場」という名前ではなく,
ここから少し離れた場所にある「青沼」の名前になっている。
もしかすると,キャンプ場ができる前から青沼バス停があったのかも知れない。
キャンプ場ができてから,多くの人が利用しやすいようにバス停の位置を変えた?
「青沼」バス停付近を散策(八幡平市),14:55
休憩しているのにも飽きたので,入口付近を散策することにした。
これは入口脇の草地で花を咲かせていた
キンミズヒキ(Agrimonia pilosa var. japonica)。
「青沼」バス停付近を散策(八幡平市),14:56
同じく
ゲンノショウコ(Geranium nepalense subsp. thunbergii)。
この花は県道212号の道路沿いで何度も見かけた。
「青沼」バス停付近を散策(八幡平市),14:57
1,2枚目:バス停裏側,入口脇には小さな湿地があり,枯れかけのミズバショウの葉がたくさんあった。
「青沼」バス停付近を散策(八幡平市),14:58
その湿地近くに生えていた
??()。
「青沼」バス停付近を散策(八幡平市),14:58-14:59
同じ場所にあった別のシダ。
当初,フモトシダ(Microlepia marginata)としていましたが,
日本シダの会の佐藤淳様から,正しくは
シケシダ(Deparia japonica)であると教えていただきました。
ありがとうございます。
「青沼」バス停付近を散策(八幡平市),15:06
入口の通路を挟んで反対側の草むらに咲いていた
キツネノボタン(Ranunculus silerifolius)。
Part XIV: | 松川自然休養林(青沼バス停)〜盛岡駅 2008.08.13, 15:07 - 17:53 |