沼田駅で路線バスに乗り換え(沼田市),07:57-07:58
1枚目:高崎駅で新幹線から在来線(JR上越線水上行, 07:10-07:55)に乗り換えた。
定刻より若干遅れて沼田駅に到着。
鳩待峠連絡所行きの路線バスは08:00発なので急いで駅前のバス停へ向う。
2枚目:駅前にある1番乗り場。
昨年は木曜日だったため,バス停前には通学途中の中高校生が大勢いた。
しかし,今日は土曜日ということで,中高校生も何名かいたが,大半は尾瀬を目指す人々。次々と乗車していた。
すぐにバス内は満員になった。
私は幸い前方の席に着席することができた(注)。
注:鳩待峠までは1時間半の長旅なので立っていたのでは辛い。
しかし,中高校生は駅近くのバス停で降りるので立っていた人もすぐに座ることができる。
前回は市街地を過ぎるとバス内はガラガラになったが,今回は7,8割の座席が埋まったまま鳩待峠行バス連絡所へ向った。
鎌田バス停でトイレ休憩(片品村),09:08
駅を出てから約1時間後に着く鎌田バス停で10分間のトイレ休憩。
本当は距離が長いので,途中で生じる遅れを調整するのが目的。
実際,復路では到着が若干遅れたため休憩時間は10分以下だった。
沼田駅を出て市街地を離れてからは,上空に次第に雲が増えてきた。
この鎌田へ着くころには画像でわかるように空は厚い雲で覆われてしまった。
先が心配になる・・・。
国道401号 沼田街道(片品村),09:31
まもなく鳩待峠行バス連絡所だが,昨年はこの辺一帯で道路工事が行なわれていた。
すでに工事は終了。真新しい白いフェンスが目に入った。
鳩待峠行バス連絡所(片品村),09:35-09:36
駅からここまで2100円。
1枚目:手前に駐車している鳩待峠行バスに乗り換えるため,前方の関越交通株式会社 戸倉事務所で乗車券を購入(900円)
(注1)。
2枚目:このバスに乗車する。昨年はもっと小さなマイクロバスに乗車した。
3枚目:これが乗車してきた路線バス。終点は国道401号の末端にある大清水バス停(注2)。
注1:後で気づいたが,この戸倉事務所が新しくなっていた。
昨年の画像と比較するとわかるが,
昨年は今回のものより小さめで,やや古ぼけた建物だった。
しかし,今年は横幅も広くなり,全体に立派になった。上に掲げられている案内板も1つから2つに増えていた
(尾瀬探勝図が追加)。
注2:当初はそこから栃木県側にある鬼怒沼へ行くことも考えたが,標高差がかなりあり日帰りで往復するのは無理そうなので止めた。
今回予定した鳩待峠から富士見峠までの往復コースは標高差がさほどないので5時間以内に戻れると予想した
(実際には4時間で往復できた)。
鳩待峠へ(片品村),09:38
これが乗車券の半券。昨年と同じ。
鳩待峠に到着(片品村),10:03
1枚目:25分ほどで鳩待峠に到着。
鳩待峠と戸倉周辺のバス停や駐車場との間を往復するバスがたくさん駐車していた。
2枚目:昨年はパラパラと人がいる程度だったが,今回はこのようにかなり大勢。
鳩待峠休憩所の入口上に掲げられた「祝尾瀬国立公園」の文字が目新しい。
アヤメ平経由富士見峠ルートを探す(片品村),10:04-10:07
1枚目:富士見峠へ向うルートは鳩待峠休憩所の裏手にあるらしいので,休憩所の右側から裏へ向う。
前方の小さな建物の脇に道らしいものがあったので,小屋内にいた人に尋ねたところ,「ここは違う。
富士見峠ルートの入口は左にあるトイレの隣」と教えてもらった。
2枚目:ここがその入口。公衆トイレは右手にある。
3枚目:階段を上がる前に足下にあるマットで靴底に着いた泥を落とす(注1)。
4枚目:入口脇にある案内板。「アヤメ平経由富士見峠まで,6.3 km・・3時間」(注2)。
注1:私は最近は採集&撮影から戻るたびに毎回,トレッキングシューズの靴底を流しで洗っている(タワシで)。
今日は,ここまで来る間に土の上を歩いていないので,おそらく問題なし。
注2:これはゆっくり歩いた場合。
今回は,途中で写真撮影&採集を行ない,富士見峠で昼食を取って往復したが,
かかった時間は,既述したように往復4時間(片道2時間)。
また,「6.3 km」にも注意。次に出てくる道標には鳩待峠〜富士見峠間を6.3 kmではなく5.7 kmとしている。
富士見峠ルートへ入る(片品村),10:07
1枚目:階段を上がると,,
2枚目:途中に訪問者カウンターがあった。
「右側通行。登山者数調査中。一人ずつ通ってください。環境省」とある。
富士見峠ルートを東へ(片品村),10:08-10:10
この富士見峠ルートは最初やや傾斜のきつい登りが続くが,途中からなだらかな道となる。
1枚目:階段状の登りが続く。
2枚目:この辺は木の根が露出して事実上の階段になっている。
「東電尾瀬橋「通行止め」のお知らせ」の看板が立っていた。
東電尾瀬橋というのはここからだいぶ遠くにあるが,尾瀬を行き来する人は泊まりがけで遠距離を歩くので,
このような看板を立てる必要があるのだろう。
3枚目:ここは普通の山道。
富士見峠ルートを東へ(片品村),10:12
1枚目:かなり傾斜のある階段。
2枚目:かなり新しそうな階段。
富士見峠ルートを東へ(片品村),10:13-10:14
1枚目:傾斜がゆるやかになった。
2枚目:前方に木道が見えた。
ここから先は,木道がある場所とない場所が交互に続くが,
しばらく行くと途中からは目的地の富士見峠まで(およそ5 km前後)延々と木道が続く。
富士見峠ルートを東へ(片品村),10:14-10:15
ここは木道。
富士見峠ルートを東へ(片品村),10:16-10:18
1枚目:ここも木道。
2枚目:ここは普通の山道。
3枚目:道端に生えていたシダ植物。
日本シダの会の佐藤淳様より,これはシシガシラ(Blechnum nipponicum)
であると教えていただきました(2008.12)。ありがとうございます。
富士見峠ルートを東へ(片品村),10:19-10:25
1枚目:ここも普通の山道。
2枚目:これはマイヅルソウ(Maianthemum dilatatum)?。
3枚目:また木道が現れたが,これはすぐに終わり,その先に「鳩待峠から 1 kmの地点」を示す道標があった。
Part II: | アヤメ平経由富士見峠コース(1.0〜3.7 km) 2007.10.06, 10:25 - 10:54 |