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2007.09.21, Part XI

大沼東岸〜八幡平レークイン〜後生掛(大沼)キャンプ場

大沼東岸へ(大沼湿原,鹿角市),12:28-12:29
1枚目:十字路を右折して前方(沼方向)を撮影。 2〜4枚目:途中の木道脇で採集(大沼湿原-4)。 沼に近いためか原生生物の種数はかなり少ない。
観察された生物: 珪藻少々, ヒザオリ(Mougeotia)多数, ケンミジンコ, ミジンコ,

大沼東岸へ(大沼湿原,鹿角市),12:30-12:31
1,2枚目:少し進んだ後で再度採集(大沼湿原-5)。 ここも少ない。 3,4枚目:近くに生えていたミズドクサEquisetum fluviatile)。
当初はトクサ(Equisetum hyemale)としていましたが,日本シダの会の佐藤淳様から ミズドクサEquisetum fluviatile)であると教えていただきました(2008.12)。 ありがとうございます。
観察された生物: 小型鞭毛虫数種, ディフルギア( Difflugia sp.), キルトロフォシス(Cyrtolophosis), 珪藻少々, ヒザオリ(Mougeotia)多数, カメガシラモ(Tetmemorus laevis), ミカヅキモ( Closterium dianae), ケンミジンコ, ミジンコ, カイミジンコ,

大沼東岸からの眺め(大沼湿原,鹿角市),12:32-12:33
1〜3枚目:沼の岸辺とそこに設置されてある案内板「大沼のおいたち」。 4枚目:展望デッキの裏側で(大沼湿原-6)。
観察された生物: クリプトモナス(Cryptomonas), ミドリムシ(Euglena sp.), トラケロモナス(Trachelomonas sp.), トリネマ(Trinema enchelys), 珪藻少々, カメガシラモ(Tetmemorus laevis), ミカヅキモ( Closterium dianae),

バス停へ戻る(鹿角市),12:34-12:35
さきほどの十字路へ戻り,そのまま前方へ。この先にある八幡平レークインへ向う。

八幡平レークインへ(鹿角市),12:36
1枚目:ここが八幡平レークイン。 2枚目:同じ位置から道路の反対側にある八幡平ビジターセンターを撮影(望遠)。

八幡平レークインで昼食(鹿角市),12:43
値段は・・・忘れた。
ここで昼食をとりながら,この後どうするかを考えた。 ここ(大沼温泉バス停)から出る復路のバスは,13:11, 15:11, 15:56 の3本のみ。 13:11では早過ぎるので,15:11か15:56のいずれかということになる。 最終便を予定していると,乗り遅れた場合,戻る手段がなくなってしまう。 そこで,万が一を考慮して,15:11のバスに乗車することを予定した。 15:11だと今から2時間28分後だが,多少の余裕をもたせる必要があるので, 実際に動けるのは,おおよそ2時間ということになる。 大沼以外にここから歩いて行って戻れる範囲にある湿原となると, 南の後生掛温泉近くの沼地とその手前にあるキャンプ場近くから西へ折れて,登山道の途中にあるベコ谷地の2箇所がある。 しかし,いずれも2時間だとギリギリの場所なので,どうするかしばらく迷ったが,ここに後2時間いても仕方がないので, とりあえずベコ谷地を目指して歩くことにした。 時間内に到達できそうになかったら,途中で引き返せばよい。

ベコ谷地へ(鹿角市),13:04
八幡平レークインを出て,アスピーテラインを南へ向う。

後生掛(大沼)キャンプ場へのルートを通ってベコ谷地へ(鹿角市),13:06
車道を歩くのは危険なので,途中にある後生掛(大沼)キャンプ場へ向う道を通ってベコ谷地へ向うことにした。 1,2枚目:「十和田八幡平国立公園,後生掛(大沼)野営場,環境省」とある看板の手前で右折。 3枚目:道標「森林浴の森百選」「入選の地 八幡平」とある。

後生掛(大沼)キャンプ場へのルートを通ってベコ谷地へ(鹿角市),13:06
幅広い整備された道を歩く。

後生掛(大沼)キャンプ場へ到達(鹿角市),13:09-13:10
1枚目:前方にキャンプ場の施設が見えてきた。 地図によると,キャンプ場の近くに南へ向う遊歩道のようなものがあるはずなのだが,,,。 画面左の土手にそれらしい道?があったが,ハッキリしないので,とりあえずキャンプ場まで行ってみることにした。 2枚目:前方にある建物はこのキャンプ場の管理センターのようなものだろうが, 改修中なのか,それとも新築なのかわからないが,工事中で人気なし。 3枚目:正面の建物の手前にある左に折れる道。後でわかったが,この先に野営場がある。

後生掛(大沼)キャンプ場(鹿角市),13:10-13:11
1,2枚目:工事中の建物の手前でパノラマ撮影。 建物の右手(2枚目)に駐車場がある。後でわかるが,この駐車場の奥に大沼湿原へ降りていく遊歩道の入口がある。

キャンプ場を抜ける道を探すが・・・(鹿角市),13:12-13:15
1枚目:再びさきほどの野営場へ向う道を撮影。こちらへ進んでみたが,どうもベコ谷地へ向う道らしきものは見当たらない。 2枚目:そこで,元来た道を戻り,途中にあった野営場沿いの道らしき場所のある土手へ上がってみた。 3枚目:すると,最初は途中で途切れてしまいそうなか細い道だったが,,。 4枚目:しばらく行くとやや道幅が広がり,水路と並木に挟まれたしっかりした道となった。 どうやら,ここを進めばよいようだ。15:11の復路のバスまで後2時間。なんとか行けるかも,,。

と,ここまで歩いてきて,フとこれまで手に持っていた登山用の杖がないことに気がついた! ???う〜む,いったいどこに置き忘れてきたのだろう。 どこでなくしたのか思い出せない。 この先,山を登るので杖がないとペースダウンしてしまい2時間以内にベコ谷地まで往復するのはかなり難しい。 無理すれば行けなくもないだろうが,その分,膝へのダメージが心配になるし,,。 なにより結構な値段のする杖を簡単に見捨てる訳にはいない。 そこで,ベコ谷地へ行くのは断念し,この後は杖探しをすることした。

なくした杖を探して元来た道を辿る(鹿角市),13:21-13:29
1枚目:まずはさきほど食事をした八幡平レークインへ。中に入ってみたが,ここにはなかった。 ということは,ここよりも先か。そこで沼の遊歩道へ向った。 2枚目:杖を手から離した可能性のある場所は採集地点だが, レークインの前に最後に採集したポイントは沼の東岸に近付けるこの展望デッキ付近だが,,。 ここにもなかった。
となると後は,最初に沼へ降りてから何ケ所かで採集したので,その各地点を辿ってみるしかない。 ということで最初の時と同様に,東岸を南へ向って歩いたが,,見つからない。 3枚目:最後がこの南岸近くの小湿原にある池塘。この後はしばらく歩くだけで採集はしていないはずだが,,。 ここにもなかった(注)。

注:杖はここに置き忘れたようだ。 後でわかるように,私がここへ戻ってくる少し前にここを通った夫婦連れが,杖を見つけて落とし主を探していた模様。 そして,キャンプ場へ向う道から,たまたま私がここで杖を探している様子を発見し,この後,杖を戻してくれた。感謝。

再度キャンプ場へ向う途中で・・・(鹿角市),13:34-13:35
1枚目:杖が見つからないので,もしかしたら,キャンプ場近くで無くしたのかもと,再度,アスピーテラインへ上がって, キャンプ場の入口を目指して歩いた。。 とこの後,前方のキャンプ場入口から男女二人(&イヌ一匹)が現れてこちらへ向って歩いてきた。 そして,杖を翳して私に手渡してくれた。感謝感謝。 既述したように,私が杖を探している様子を近くで見て,たまたま私がこちらへ戻ってきたのでタイミング良く出会うことができた。 2枚目:二人はそのままビジターセンター前の駐車場へ向い,車で帰って行った。
3枚目:やれやれ。

杖探しにだいぶ時間を費やしてしまったので,今となってはベコ谷地へ行くのは不可能。 やむなく,歩き残したキャンプ場に近接する大沼湿原の南端付近へ行って見ることにした。

再び後生掛(大沼)キャンプ場へ(鹿角市),13:38-13:39
1枚目:さきほど通った道を再び歩く。 2枚目:途中に沼の南東端にある小湿原が見渡せる場所があった。 この辺から私が杖を探して歩き回っている様子が見えたのだろう。

Part XII: 大沼湿原(3):後生掛(大沼)キャンプ場〜大沼湿原
2007.09.21, 13:41 - 14:01