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2007.06.17, Part X

三角池〜日影湿原

三角池に到着(山ノ内町),14:08
三角池が見えた。ここからしばらくは池岸に沿って敷設された木道を歩く。

三角池(標高 1630m,山ノ内町),14:08-14:09
2枚目:池端に近付ける場所。以前,ここで採集したことがあるが,原生生物はほとんどいなかったので,今回はパス。

三角池(山ノ内町),14:10
1,2枚目:三角池の案内板。「標高1630m,深さ8.5m,pH 4.4 の腐食栄養型湖沼で,酸性度が高いため水中生物は少ない。」 とある。たしかにその通り。 4枚目:池端に生育していたスゲの仲間。いわゆる谷地坊主。 カブスゲCarex caespitosa)? ヒラギシスゲCarex thunbergii var. appendiculata)? オオアゼスゲCarex augustinowiczii)?

三角池(山ノ内町),14:11-14:13
ムラサキヤシオRhododendron albrechtii

三角池から日影湿原へ(山ノ内町),14:13
3枚目:三角池を離れる。ここから先は最初は若干の登り坂だが,すぐに急な下りとなる。

日影湿原へ(山ノ内町),14:14-14:17
1枚目:最初は階段を降りるが, 2枚目:やがてこのような岩がゴロゴロした山道となる。 3枚目:振り返って撮影。大きな岩にしがみつくようにして育った樹木。 4枚目:ムシカリViburnum furcatum

日影湿原へ(山ノ内町),14:19
岩場の坂道を下りきると,前方に日影湿原が見えてくる。 手前に古いバージョンの「ポイント15,三角池から・・・」の案内板。

日影湿原に到着(山ノ内町),14:20
ここは非常に狭い湿原で木道はその端を横切るだけ。

日影湿原(山ノ内町),14:20
木道の入口付近にはわずかな水の流れがある。 1,2枚目:その流れに沿って育つミズバショウLysichitum camtschatcense)。 3枚目:木道脇にはシロバナエンレイソウTrillium tschonoskii)が。

日影湿原(山ノ内町),14:20
すこし木道を進んだところのミズバショウLysichitum camtschatcense

日影湿原(山ノ内町),14:21
ここにもミツバオウレンCoptis trifolia)が咲いていた。

日影湿原(山ノ内町),14:22-14:23
1枚目:木道の中央部付近にわずかな水たまりが。 2枚目:足下には「ポイント16/20,日影湿原,次のポイントまで15分」の案内板。 3,4枚目:離れているので,カップ付き指示棒でサンプリング。 ドロリとした藻塊がくっついてきた。指でちぎって採集(日影湿原)
観察された生物: 渦鞭毛虫の一種, トラケロモナス(Trachelomonas volzii), 小型繊毛虫数種, ボツリオコッカス( Botryococcus braunii), コエノクロリス(Coenochloris), ヒザオリ(Mougeotia)多数, ホシガタモ( Staurastrum orbiculare var. depressum), イボマタモ( Euastrum cuneatum), タテブエモ(Penium polymorphum),

Part XI: 上の小池〜下の小池
2007.06.17, 14:24 - 14:40