三角池(標高 1630m,山ノ内町),14:08-14:09
2枚目:池端に近付ける場所。以前,ここで採集したことがあるが,原生生物はほとんどいなかったので,今回はパス。
三角池(山ノ内町),14:10
1,2枚目:三角池の案内板。「標高1630m,深さ8.5m,pH 4.4 の腐食栄養型湖沼で,酸性度が高いため水中生物は少ない。」
とある。たしかにその通り。
4枚目:池端に生育していたスゲの仲間。いわゆる谷地坊主。
カブスゲ(Carex caespitosa)?
ヒラギシスゲ(Carex thunbergii var. appendiculata)?
オオアゼスゲ(Carex augustinowiczii)?
三角池(山ノ内町),14:11-14:13
ムラサキヤシオ(Rhododendron albrechtii)
三角池から日影湿原へ(山ノ内町),14:13
3枚目:三角池を離れる。ここから先は最初は若干の登り坂だが,すぐに急な下りとなる。
日影湿原へ(山ノ内町),14:14-14:17
1枚目:最初は階段を降りるが,
2枚目:やがてこのような岩がゴロゴロした山道となる。
3枚目:振り返って撮影。大きな岩にしがみつくようにして育った樹木。
4枚目:ムシカリ(Viburnum furcatum)
日影湿原へ(山ノ内町),14:19
岩場の坂道を下りきると,前方に日影湿原が見えてくる。
手前に古いバージョンの「ポイント15,三角池から・・・」の案内板。
日影湿原に到着(山ノ内町),14:20
ここは非常に狭い湿原で木道はその端を横切るだけ。
日影湿原(山ノ内町),14:20
木道の入口付近にはわずかな水の流れがある。
1,2枚目:その流れに沿って育つミズバショウ(Lysichitum camtschatcense)。
3枚目:木道脇にはシロバナエンレイソウ(Trillium tschonoskii)が。
日影湿原(山ノ内町),14:20
すこし木道を進んだところのミズバショウ(Lysichitum camtschatcense)
日影湿原(山ノ内町),14:21
ここにもミツバオウレン(Coptis trifolia)が咲いていた。
日影湿原(山ノ内町),14:22-14:23
1枚目:木道の中央部付近にわずかな水たまりが。
2枚目:足下には「ポイント16/20,日影湿原,次のポイントまで15分」の案内板。
3,4枚目:離れているので,カップ付き指示棒でサンプリング。
ドロリとした藻塊がくっついてきた。指でちぎって採集(日影湿原)。
観察された生物:
渦鞭毛虫の一種,
トラケロモナス(Trachelomonas volzii),
小型繊毛虫数種,
ボツリオコッカス(
Botryococcus braunii),
コエノクロリス(Coenochloris),
ヒザオリ(Mougeotia)多数,
ホシガタモ(
Staurastrum orbiculare var. depressum),
イボマタモ(
Euastrum cuneatum),
タテブエモ(Penium polymorphum),
Part XI: | 上の小池〜下の小池 2007.06.17, 14:24 - 14:40 |