四十八池湿原,12:15-12:17
ここで採集(四十八湿原 No.2)。
観察された生物(6/2):
珪藻各種,
ケンミジンコ,
四十八池湿原,12:18
ここで採集(四十八湿原 No.3)。
観察された生物(6/2):
ケンミジンコ,
センチュウ,
四十八池湿原,12:18-12:19
ここで採集(四十八湿原 No.4)。
観察された生物(6/2):
ディフルギア(D. oblonga ?),
タルケイソウ(Melosira),
他の珪藻各種,
観察された生物(6/5):
イボマタモ(
Euastrum cuneatum,
E. sinuosum),
四十八池湿原,12:20-12:23
1枚目:途中から新旧の木道が並ぶようになる。古い方はいずれ近いうちに作り替えられるのだろう。
ここで採集(四十八湿原 No.5-1, 5-2, 5-3)。
No.5-1は,これまでのサンプル同様,あまり原生生物はいない雰囲気だったが,No. 5-2は緑色がかっていてやや粘稠な状態にあった。
原生生物が色々いそうな雰囲気だったが,予想通りだった。No. 5-3は,緑色ではなかったが,同じ様にドロリとした状態で,
翌日観察すると結構な数の原生生物がいた。
観察された生物(6/2):
ミドリムシ(E. mutabilis),
ディフルギア(D. oblonga?),
アミカムリ(Nebela),
Assulina,
スフェノデリア(Sphenoderia),
ウロトリカ(Urotricha),
ウロレプタス(Uroleptus),
プラチオフリア(Platyophrya similis),
珪藻各種,
ミクロスポラ(Microspora),
ヒザオリ(Mougeotia),
タテブエモ(Penium),
ハタヒモ2種(Netrium digitus, N. oblongum),
フタボシモ(Cylindrocystis),
メソテニウム(Mesotaenium),
ミジンコ,
ワムシ,
クマムシ,
注:前回(2005.6.19),ここでは4,5ケ所で採集したが,原生生物はどのサンプルにもほとんどいなかった。
そのため,今回,四十八湿原へ来る際には,あまり期待していなかったが,No. 5-2, 5-3のサンプルで多数の原生生物が
観察できたのは幸運だった。残雪を乗り越え苦労してきた甲斐があった。
ここであらためて思うのは,採集をこまめにやらないといけない,ということだ。
同じ場所でも,わずかな位置の違いで原生生物がたくさんいたり,ほとんどいなかったりすることを忘れてはならない。
四十八池湿原,12:24-12:26
ここで採集(四十八湿原 No.6)。
泡状の部分に色々いるかと期待したが,ここは期待はずれ。
観察された生物(6/2):
クロオコッカス(Chroococcus),
ディフルギア(
D. oblonga),
アミカムリ(Nebela),
珪藻各種,
ハタヒモ(Netrium oblongum),
四十八池湿原,12:27-12:28
1枚目:木道北端にある休憩所。さきほどまでここに人が二人くらいいたが,いつの間にかいなくなっていた。
2枚目:休憩所にある案内板。「四十八池湿原のおいたち」。
3枚目:休憩所から見た湿原入口方向。前方に四阿が見える。
4枚目:その反対側。前方に鳥居が見える。
大沼池・志賀山分岐,12:29
1枚目:湿原を後にする前に,鳥居に近付いて撮影。ここを左へ行くと志賀山へ,右へ曲ると大沼池方面へ向う。
2枚目:「志賀山神社」の鳥居。
この写真の前後に志賀山の写真が何枚かあるが,山の頂上が二つあるうちの右(東)側を裏志賀山といい,
この頂上に志賀山神社がある模様。
四十八池湿原北端から見える志賀山,12:30
休憩所近くまで戻って志賀山を撮影。
ひょうたん池への分岐点へ,12:52-13:10
この後は,ひたすら元来た道を辿ってひょうたん池への分岐点まで戻る。
3枚目:ひょうたん池への分岐点が見えてきた。
12:30に湿原を出たので,ここまでちょうど40分かかったことになる。
往路(渋池〜分岐点)は46分(11:26-12:12)かかっているが,
6分の差は,残雪で多少道に迷ったり,写真撮影をしたり,若干の寄り道をしたためといえる。
ひょうたん池へ 道が消えた,13:10-13:20
1枚目:ひょうたん池への分岐。ここを右折してひょうたん池へ向かう。
2枚目:最初はこのように乾いた道だったが,,,
3枚目:途中からやはり残雪が現れだした。
4,5枚目:この辺へ来ると,ついにどこに道が続いているのかわからなくなった。
歩いた時間からすると,すぐ近くに「ひょうたん池」があるはずなのだが・・・。
あちこち歩き回れば道が見つかるとは思ったが,生憎,その時間がない。
この後,硯川バス停まで歩いて13:53のバスに乗車しないと,田ノ原湿原等,予定している他の採集ポイントを回れなくなる恐れがあった。
そこで,やむなくこれ以上進むのを断念し,元へ戻ることにした。
ひょうたん池への分岐点へ戻る,13:27
分岐点に戻った。バスの時間(硯川バス停, 13:53)まで,あと25分。リフトが動いていれば十分間に合う時間だが,今回は,リフトが止まっているので,
さきほど登ってきたゲレンデを歩いて降りなければならない。登るよりは早いとは思うが,途中で何があるかわからないので,
余裕を見てバス停へ向うことにした。
注:この時,この分岐点には,一般客二人?と話している三人の当地のスタッフらしい人がいた(画面の左にいた)。
その内の一人が私を見て話しかけてきた。「この先はどうなっています?」
よく見ると,前山リフトの乗り場で機械の点検をしていた男性だった!
私が「ひょうたん池へ行こうとしたが,途中で雪が多くて道がわからなくなり,引き返してきた」と答えると,
「どれくらい先で?」と再度質問。「10分か11,12分くらい先」「バスの時間があるので引き返したが,
時間をかければ道は見つかると思う」と答えると,その三人の男達はいそいそとひょうたん池の方へ歩いていった。
おそらくリフトの再開を2日後に控えて,この辺を訪れる客が増える前に,危険な箇所をチェックしていたのだろう。
そう思うと,四十八池湿原手前の残雪のある場所もかなり危険だ。
今回は私一人だったので,落ち着いて雪の斜面を通ることができたが,大勢があそこを通るようになると,
前後に人がいれば,多少はせかされてしまうはずで,そのために滑落する人も出てくるのではないかと気になった。
Part VI: | 前山湿原〜硯川バス停〜木戸池 2006.06.01, 13:28 - 14:11 |