HOME | 研究資料館 | 地域検索 | 採集の記録 | 2006 . 03 . 11 |

2006.03.11, Part V

古代蓮の里

古代蓮の里へ来たのは,今度が二度目。 前回(2004.10.24)は,東武東上線 森林公園駅からレンタルサイクルで さきたま古墳公園へ来たついでに古代蓮の里にも立ち寄った。 この時は,熊谷市・大里町を経由して森林公園駅まで戻った(行程約4時間)。

さきたま古墳公園から古代蓮の里へ(行田市埼玉=さきたま),12:51-12:57
1枚目:公園の中を東西に横断している道を西へ向った。北側のスイレン池の脇を通って公園の外へ向った。 2枚目:しかし,出てみるとそこは道路工事中だった(MSN地図で位置確認)。通行できそうな気もしたが,埃だらけになりそうだし, どこへ繋がっているかもわからないので, 3枚目:戻ることにした(注1)。 4枚目:同じ道の反対側(東側)へ。ここから公園の外へ出た。 5枚目:すぐに左折(北)すると,途中に「将軍山古墳展示館」があった(MSN地図で位置確認)。 6枚目:さらに道脇の下水路が緑色をしていたので,採集を試みたが緑部分は表面のごく一部で,ピペットで吸い取ろうとしても すぐに茶色のヘドロだらけになってしまうので採集は中止(注2)。

注1:後で地図を確認したところ,こちら側から古代蓮の里へ行こうとすると,かなり遠回りになることがわかった。
注2:当初,この道の先にある旧忍川沿いの土手道を東進して,県道364号 上新郷埼玉線へ出ようと予定していた。 だが,実際にはこの先には進めそうになかったので断念。 再度,公園の出口まで戻った。そこから東進して上新郷埼玉線へ出ることにした。 こちらの方が上新郷埼玉線を走る距離が長くなる。上新郷埼玉線は,この近辺の道路によく見られる特徴なのだが, 道路に歩道がない(古代蓮の里の近くだけある)。にもかかわらず交通量が多いのでなるべく長い距離は走りたくなかった。 上記の土手道を選べば,上新郷埼玉線の古代蓮の里により近い位置に出られるのでよかったのだが,,残念。

                                将軍山古墳展示館

さきたま古墳公園から古代蓮の里へ(行田市埼玉=さきたま),13:03-13:05
1枚目:古墳公園を横切る道路をそのまま東進して県道364号 上新郷埼玉線に向う。 2枚目:右手前方に塔が見えてきたが,この塔は古代蓮の里にある展望台。 3枚目:県道364号との交差点が見えてきた。 4枚目:ここ(MSN地図で位置確認)を左折(北上)。

さきたま古墳公園から古代蓮の里へ(行田市埼玉→行田市小針),13:06-13:08
1枚目:県道364号 上新郷埼玉線を北上中。このように歩道がない上,道が狭い。なのに交通量が多いので非常に危険。 2枚目:既述したように,古代蓮の里が近付くと歩道のある道に変わる。 3枚目:旧忍川にかかる新橋(MSN地図で位置確認)。この先にある交差点を右折すると古代蓮の里の入口がある。

古代蓮の里(行田市小針),13:10-13:12
1枚目:古代蓮の里の入口(MSN地図で位置確認)。2枚目:行田市全体の観光案内図。 3枚目:この場所の案内図。名称に公園の文字は入っていないが,一応,ここも公園(当然だが)。 古代蓮の里公園と呼んでも良いのだろうか,,,。ネットで検索しても,公園を付けたり,付けなかったり(付いていない方が多そう) どちらがいいか迷っている風に見えるサイト等,様々。 4枚目:入口を入ってすぐ左にある「世界の花蓮」の案内板(5枚目)のある蓮園。 ここで採集MSN地図で位置確認)。 比較的めずらしい大型のクラミドモナス( Chlamydomonas, 若い細胞は円筒形,成長すると球形に近くなる)がいた。種同定中。

古代蓮の里 古代蓮の里 古代蓮の里
古代蓮の里 古代蓮の里

古代蓮の里(行田市小針),13:14-13:17
1,2枚目:中央の四阿の側にある古代蓮池へ通じる流水部(人工の小川)。 水の流れは止まっていたが,淀んでいる水があったのでここで採集MSN地図で位置確認)。 3枚目:その場所から右手(北)に見える古代蓮会館の展望台と, 4枚目:同じ場所から見える前方にある古代蓮池。 5枚目:途中の流水部でまた採集。 クラミドモナス(Chlamydomonas), クロロコックム(Chlorococcum), フシナシミドロ(Vaucheria), ミカヅキモ(Closterium moniliferum), Opisthostyla, サッカメーバ(Saccamoeba) など色々いた。

古代蓮の里 古代蓮の里 古代蓮の里 古代蓮の里 古代蓮の里

古代蓮の里(行田市小針),13:18
1,2枚目:古代蓮池。ここでも採集MSN地図で位置確認)。 小型のユレモ(Oscillatoria, 原核生物)が目立った。原生生物はクラミドモナス(Chlamydomonas)くらいで意外と少なかった。 案内板(1枚目)によると, 土木工事によって掘り起こされた土の中に眠っていた古代の蓮の種が芽生えたのが発見されたのが,この古代蓮の里の発祥らしい。 この後,古代蓮池の先にある水生植物園でも水面に無数に浮かんでいるもの(緑色の藻類と泥が混じった塊)を採集した。 つもりだったが,サンプルが残っていない・・・(勘違いか)。

古代蓮の里 古代蓮の里

Part VI: 古代蓮の里から星川沿いの道へ
2006.03.11, 13:25 - 14:09