坂戸市
越辺川(赤尾落合橋近く)
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採集日:2012.02.04 ウオッちず で位置確認

左前方にまた冠水橋が見えてきた,どうやらあそこが本当の赤尾落合橋のようだ(坂戸市),13:17

対岸にカワウ?の群れがいた(坂戸市),13:18
ウミウかも知れないが,一応,カワウPhalacrorax carbo)としておく。要確認。

赤尾落合橋が迫る(坂戸市),13:19
堤防天端道路は赤尾落合橋の先で大きく右にカーブし,東北東から南南東へ向きを変える。

赤尾落合橋の手前の河川敷(坂戸市),13:19
この辺もビオトープ(赤尾落合橋上流)として整備された(1996〜1997年頃)らしいのだが・・・。 川岸は草茫茫で近付くことができない。 Google map (2012.2現在)では,手前の河川敷には川の流れに沿って長方形の堤(盛土?)のような構造が写っている。 周囲にはパワーショベルが2台,他に工事用と思われる車4,5台も見える。 しかし,現在の川岸を見るかぎりそれらしい構造は見当たらない。 Google mapにある航空写真が撮影されたのがいつかは不明(注)だが,その後で撤去されたのだろうか? 現在は細長い入り江のようになっているが,ここが一応「ビオトープ」なのかも知れない。
また,Google mapの航空写真には,赤尾落合橋の東側に複雑に入り組んだ大きな入り江といくつかの小さな池が写っている。 そこもビオトープとして整備された場所(2000年頃)のようで, 元は平坦だった河川敷を改修して入り江や小さな池を造ったらしい(次頁)。

注:色々調べていくうちにおかしなことに気づいた。 荒川上流河川事務所のHPでは,赤尾落合橋上流側のビオトープが整備されたのが1996〜1997年頃で, 下流側が2000年頃となっている。 一方,Google mapの航空写真(2012.2.9現在)を見ると,下流側にはすでに入り江のある状態が写っているので, この航空写真は2000年以降に撮影されたと推定される。 しかし,その同じ写真に赤尾落合橋上流側の河川敷で工事が行われている様子が写っている。 もしかすると,赤尾落合橋上流側では,いったんビオトープが整備された後, なんらかの理由で同じ場所で工事を行う必要が生じて,ビオトープがビオトープでなくなってしまったのかも知れない。 あるいは,工事現場のさらに上流側がビオトープなのかも。

赤尾落合橋へ(坂戸市),13:20
前方を左へ。坂を下り赤尾落合橋へ向う。 既述したように,あの橋の下流側の河川敷にもビオトープ(赤尾落合橋下流)がある,はずだ。 越辺川は,赤尾落合橋の下流側で大きく右にカーブするのだが,Google mapの航空写真では, そのカーブの内側(右岸側)に広い河川敷があり,そこに複雑に入り組んだ入り江が写っている。 以前は平坦な場所だったが,荒川上流河川事務所がそこをビオトープとして整備した際(2000年頃)に,それらの入り江を造った, ということなのだが・・・。
1枚目:赤尾落合橋は北から流れてくる都幾川と越辺川の合流点のわずかに上流の位置に架かっている。 この画像には写っていないが,対岸のすぐ先を都幾川が流れていて,そこにも橋(長楽落合橋)がある(あった,注)。 前方の堤防を見るとなにやら工事が行われている。

注:色々調べると,長楽落合橋は以前からかなり痛んでいたらしいが,昨年の台風で倒壊したことが判明。 写っていないのはそのためのようだ。画像をよく見ると,赤尾落合橋の先に何やら看板が立っている。 以前は,あの位置に長楽落合橋があったはずだ。

赤尾落合橋へ(坂戸市),13:20
坂を降りた先に「通行止」の案内があった。 が,右が開いているのでそのまま先へ進んでみることにした。

「通行止め」の案内の先でパノラマ撮影(坂戸市),13:20-13:21
左右は堤防沿いを進む道だ。赤尾落合橋はこのまま直進。

赤尾落合橋(坂戸市),13:21
橋の手前には二重に鉄製の柵があり,ここにも「通行止」の案内が。 Google map の航空写真にはこの柵もしっかり写っている。 ということはここはかなり前から通行止めになっているようだ。
右の景色を撮影しなかったが,Google map の航空写真だと,右に入り江に向う未舗装の道があるはずだった。 しかし,右は草木が生い茂って道らしい場所はまったく見当たらなかった。 それもあって撮影しなかったのだが,,。証拠として撮影しておけばよかった,と反省。

赤尾落合橋(坂戸市),13:22
せっかく来たので,橋の袂で採集を試みることにした。

赤尾落合橋(坂戸市),13:22
川岸に近付いて周囲をパノラマ撮影。 ここは川幅が広がり,若干入り江になっているため,流れはおだやか。

赤尾落合橋(坂戸市),13:22-13:23
水底には,珪藻と思われるものが泥に混じって大量に沈んでいた。 突き出た物体?の表面には緑色の部分もあったので,この付近で 採集(赤尾落合橋)
観察された生物: 小型鞭毛虫数種, 小型太陽虫, ナベカムリ( Arcella gibbosaA. vulgaris, グロミア(Gromia), バンピレラ(Vampyrella), メソディニウム(Mesodinium pulex), コレプス(Coleps hirtus), ディセマトストマ(Disematostoma bütschlii), 棘毛類繊毛虫, 小型繊毛虫数種, タルケイソウ(Melosira), 他の珪藻各種, イカダモ(Scenedesmus), サヤミドロ(Oedogonium), ワムシ,

少し戻って,さきほどの堤防沿いを通る道へ入ってみることにした(坂戸市),13:25
前方を左折。

入り江に近付ける場所はないかと左に注意しつつ進む(坂戸市),13:25

前方に見えてきたのは越辺川水管橋(坂戸市),13:26

左への分岐があった,入ってみることにした(坂戸市),13:26

ややぬかるんだ道を進む(坂戸市),13:27

その先には堰があった(坂戸市),13:28
近付こうとしたが,前方に釣りをしている人がいたので,邪魔してはまずいと思い止めた。 なお,帰宅してから確認すると,ビオトープらしき入り江は,ここよりも上流側(左)だった。 結局,入り江(越辺川ビオトープ?)に近付けるルートはどこにもないことがわかった。

元に戻り堤防の手前を左折(坂戸市),13:28

未舗装道を越辺川水管橋に向ってしばらく進む(坂戸市),13:30
これ以上,砂利道を進んでも無意味なので右の堤防に上がることにした。

堤防に上がったところで周囲をパノラマ撮影(坂戸市),13:30
1枚目:左前方の茂みの先に入り江(越辺川ビオトープ?)があるはずだが,ここからは確認できない。 2枚目:対岸にはリサイクル関連の工場が並ぶ。 3,4枚目:越辺川水管橋。

越辺川水管橋をくぐる(坂戸市),13:31-13:32
1〜3枚目:パノラマ撮影。 4枚目:橋脚を囲む金網柵に掲げてある案内を望遠撮影。 「名称及び種類:越辺川水管橋」としっかり書いてある。

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