さいたま市緑区 |
芝川右岸の湿地 (念仏橋〜見沼大橋) |
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さいたま市と川口市を流れる芝川の左岸沿いは芝川サイクリングロード
(起点は足立区にある都市農場公園,終点が大宮公園。
参照:山王橋〜八丁橋,
2010.12.05,
2012.01.15,
八丁橋〜大宮公園,
2011.02.19,
2011.05.08)
として整備されている(注)。
これまで八丁橋〜念仏橋,及び,念仏橋〜見沼大橋の区間は未舗装だったが,後者が2011年に舗装された。
前者は
芝川第一調節池
が整備中のため当分は未舗装のままだろう。
川岸のほとんどは深く落ち込んでいるが所々に湿地がある。新見沼大橋の北にある湿地で採集を行ったところ,
予想よりは多めの原生生物が採集できた(決して多くはないが)。
観察された原生生物名一覧(現在 17 種) 注:正式名称は「東京都道・埼玉県道255号 足立さいたま自転車道線」。 これと芝川サイクリングロードがピッタリ重なるかが,ややハッキリしない。 |
採集日:2011.05.08 | ウオッちず | で位置確認 |
前回は堤防上に遊歩道を造る工事が行われていたが,終わったようだ(さいたま市緑区),11:23
前回の様子(2011.02.19,13:10撮影)。
堤防に上がると,たしかに舗装されていた(さいたま市緑区),11:23
前回はまだ舗装は終わっていなかった。
新しい舗装道を進む,快適・快適,ただしちょっと暑い(さいたま市緑区),11:24
左から来る水路の出口がある場所だった(さいたま市緑区),11:27
その先,川岸に広い湿地があった(さいたま市緑区),11:30
芝川右岸,川岸へ降りてみることにした(さいたま市緑区),11:30
川岸と湿地(泥)の間にはかなりの段差がある(さいたま市緑区),11:32
泥の上には足を下ろせない。川岸からピペットを降ろしても泥の表面には届きそうにない。
芝川右岸(さいたま市緑区),11:32
カップ付き指示棒を使って泥の表面にある水垢を採集(芝川右岸の湿地)。
結構いた。
観察された生物:
ミドリムシ(Euglena sp.),
小型鞭毛虫数種,
ナベカムリ(Arcella sp.),
ソライロラッパムシ(Stentor coeruleus),
スピロストマム(Spirostomum teres),
プロロドン(Prorodon sp.),
ウロセントルム(Urocentrum turbo),
キロドネラ(Chilodonella),
キロドントプシス(Chilodontopsis),
ユープロテス(Euplotes),
アスピディスカ(Aspidisca),
フロントニア(Frontonia leucas),
棘毛類繊毛虫,
小型繊毛虫数種,
アンソフィシス(Anthophysis),
珪藻各種,
アオミドロ2種(Spirogyra),
ケンミジンコ,
ワムシ,
クマムシ,
センチュウ,
採集を終えて後ろを向くと,こんな看板が(さいたま市緑区),11:34
舗装道は途中で途切れていた(さいたま市緑区),11:35
よく見ると少し先からは舗装されている。未舗装部分はここだけのようだ。
2枚目:前回の様子(2011.02.19,13:20撮影)。
前回は堤防の外側を通った。
ここは,左(西)からきた水路が道路をくぐって芝川とつながっている場所だ(さいたま市緑区),11:35-11:36
1枚目:西から続いている水路。
後で地図を見てわかったが,この水路は,復路で訪れる
見沼氷川公園の縁を通ってここまで続いている。
水路は見沼氷川公園の西側を流れる見沼代用水西縁とつながっているようだ。
ということは,この水路は西と東の見沼代用水とをつないでいる?
この後,見沼代用水西縁沿いを南下した際,この水路の西端を撮影した。
それが下段の画像。
新見沼大橋の手前(南)で見た左から来る水路も同様に,西と東の見沼代用水をつないでいるらしい。
見沼代用水西縁側の様子(2011.05.08,xx:xx撮影)。
芝川はここで大きく左にカーブ(さいたま市緑区),11:36
これにより,北向きだった堤防道は西北西,ないし,西向きとなる。
見沼大橋が迫る(さいたま市緑区),11:38
1枚目:画面の左(西)を見沼代用水西縁が流れている。
この後,その左岸沿いを南下したが,その際に
見沼代用水西縁に架かる敬助橋の袂から撮影した見沼大橋の様子を下段に示す。
見沼代用水西縁側の様子(2011.05.08,xx:xx撮影)。