山辺町/山形県 県民の森 |
琵琶沼
Part I: 琵琶沼入口〜琵琶沼南端 |
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採集日:2014.05.31 | ウオッちず | で位置確認 |
琵琶沼へ向かう遊歩道の入口前の様子(山辺町),10:55
1〜3枚目:パノラマ撮影。
ここから見るかぎり,基本的に昨年から変化なし。
1枚目:左は県民の森に南西側へ向かう遊歩道。こちらへ進むと近くの高台に曲沼広場がある。
初めて琵琶沼を訪れた時(2009.5.10)
は,琵琶沼の後,この遊歩道へ入った。
3枚目:前方右が琵琶沼遊歩道の入口。
2013年06月の様子(2013.06.01,10:48-10:49撮影)。
2011年11月の様子(2011.11.02,10:52撮影)。
2010年07月の様子(2010.07.10,13:37-13:38 撮影)。
2009年11月の様子(2009.11.02,08:37 撮影)。
2009年05月の様子(2009.5.10,11:03 撮影)。
琵琶沼へ向う遊歩道へ入る(山辺町),10:56
2013年06月の様子(2013.06.01,10:49撮影)。
入口に「熊に注意!」の看板があるので,これまで同様,熊避けの鈴を装着(山辺町),10:57
琵琶沼へ(山辺町),10:58
道端で
チゴユリ(Disporum smilacinum,イヌサフラン科 チゴユリ属)
が咲いていたが,花はほぼ終りかけのようだ。
琵琶沼へ(山辺町),10:58-10:59
数は少ないが,同じ花がこの後の琵琶沼周回路の入口でも咲いていた。
これは初めて見る花だ。
花が終りかけの
オオツクバネウツギ(Abelia tetrasepala,スイカヅラ科 ツクバネウツギ属)
のようだ。
最初はショウキウツギ(Kolkwitzia amabilis,スイカヅラ科 ショウキウツギ属)
かと思ったが,花の付け根付近に長い毛がないので違うことに気づいた。
また,オオツクバネウツギは花が2つずつ付くらしい。
一見すると1つしか花がないが,よく見ると萼は2つずつある。片方の花が先に落ちてしまったのだろう。
途中にある遊歩道の分岐(山辺町),10:59
1枚目:右へ入ると,いったん斜面を上がった後,大きく左に弧を描いて斜面を下る(2枚目参照)。
途中で直進ルートと交差して,最終的には同じ琵琶沼周回路へ到達する。
ここは直進。
2枚目:2011年に撮影した周回路の入口にある案内図
(2011.11.02,11:00撮影)。
琵琶沼へ(山辺町),10:59
周囲ではたくさんのエゾハルゼミ(Terpnosia nigricosta,セミ科 ハルゼミ属)が鳴いていた。
昨年も鳴いていただろうか?あまりハッキリした記憶がない。
エゾハルゼミの鳴き声
琵琶沼へ(山辺町),11:02
ここが遊歩道の交差点。
前回同様,今回もここは左へ。やや急な坂を降りる。
琵琶沼へ(山辺町),11:03
これはクロモジ(Lindera umbellata,クスノキ科 クロモジ属)??
違うかも。
琵琶沼へ(山辺町),11:03-11:04
1〜3枚目:
これはイヌガヤ(Cephalotaxus harringtonia,イヌガヤ科 イヌガヤ属)。
4枚目:
これは??()
シャツの裾を降ろした(山辺町),11:04
前回は,琵琶沼の岸辺に近付くと物凄い数のやぶ蚊が襲ってきた。
結果,十ケ所以上喰われてしまった。
出発前日,それを思い出して虫避けスプレーを購入しようとしたが,大きなサイズのものしか無かった。
そのため購入しなかった。
とりあえず裾を降ろして腕を喰われないようにした,つもりだったが・・・。
後述するように,結局,今回も手・腕,尻,足と身体中いたる所を計10ヶ所以上喰われてしまった。
かゆいかゆい。
琵琶沼へ,南東端にある周回路の入口へ着いた(山辺町),11:05
1枚目:坂の途中から撮影。前方を左へ。
2枚目:2013年06月の様子(2013.06.01,10:56撮影)。
坂を下るとほどなく右に琵琶沼が見えてくる(山辺町),11:06
2013年06月の様子(2013.06.01,10:57撮影)。
琵琶沼の南端の様子(山辺町),11:08
2013年06月の様子(2013.06.01,10:59撮影)。
2011年11月の様子(2011.11.02,11:02-11:03撮影)。
2009年11月の様子(2009.11.02,08:48 撮影)。
琵琶沼南端(山辺町),11:09
ここで
採集(琵琶沼-01)。
昨年(2013.06.01)は水位がかなり下がっていたが,今回は回復していた。
最近かなり雨が降ったのかも知れない。
そのせいか,水垢が少なめだ。
これだと原生生物はあまり期待できない。
観察された生物:
小型鞭毛虫数種,
トリネマ(Trinema sp.),
フレンゼリナ(Frenzelina),
ラッパムシ(Stentor sp.),
小型繊毛虫数種,
バキュオラリア(Vacuolaria virescens),
珪藻各種,
イトクズモ(Ankistrodesmus falcatus),
アルスロデスムス(
Arthrodesmus convergens),
イボマタモ(Euastrum sp.)?
ワムシ,
ケンミジンコ,
琵琶沼南端(山辺町),11:09-11:10
沼岸に
タヌキモ(Utricularia,タヌキモ科 タヌキモ属)
の姿があった(注)。
昨年は見かけた記憶がない(写真撮影していない,あれば撮影していたはず)。
昨年以前にもここでタヌキモを見たことはなかったように思う。
また,後出するように,曲沼,ハンノキ夫婦沼でも沼岸にたくさんのタヌキモがいた。
これはどういうことだろう?
今年は特別?
注:この個体には虫を捕獲するための袋(捕虫嚢)があるかどうかハッキリしない(根の近くにある?)。
そのため,最初はタヌキモではないかとも思ったが,この後,同じ葉形の植物で捕虫嚢をつけた個体がたくさんいたので,
これもタヌキモとわかった。
琵琶沼西岸を北へ(山辺町),11:13-11:14
2013年06月の様子(2013.06.01,11:02-11:03撮影)。
琵琶沼西岸を北へ(山辺町),11:14
上段3枚目にある
ミツガシワ(Menyanthes trifoliata,ミツガシワ科 ミツガシワ属)
を望遠撮影。
琵琶沼西岸を北へ(山辺町),11:14-11:15
1,2枚目:昨年とほぼ同じ位置に
花が終わった
ショウジョウバカマ(Heloniopsis orientalis)
があった。
3枚目:斑入りの葉をもつ植物。
昨年も撮影した。
これはどうやら
ツノハシバミ(Corylus sieboldiana,カバノキ科 ハシバミ属)
の若葉らしい。時間がたつと中心部にある茶色の斑紋は消えていく,という。
Part II: 西岸沿いを北へ 2014.05.31, 11:15 - 11:26 |