西和賀町 |
湯川沼
尾根〜沢コース入口 |
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採集日:2007.05.04 | ウオッちず | で位置確認 |
尾根は笹だらけ(西和賀町),12:57-12:58
やっと尾根に辿り着いた(入口からここまで約40分かかった,12:14-12:57)。尾根には雪はない。
予想ではこの辺を尾根コースが通っていると思っていたのだが,,,。
しかし,道らしきものは見当たらない(注)。
ただ深い笹薮があるのみだった。
注:後でわかったが,ここは尾根コースのある尾根の西隣にある別の尾根だった。
湯川沼はここから300m余り南にあったはず。
湯川沼が見えない・・・(西和賀町),13:00
反対側の斜面を見ても湯川沼らしきものはどこにも見えない。
この時は,またとんでもない所に出てしまったのかと,かなり焦ったが,
もうここから湯川沼を目指すのは無理なので,あきらめて戻ることにした。
その際,元きたルートを辿って山を降りればまず道に迷わないはずと自分に言い聞かせつつ,尾根に上がってきた場所を探し始めた。
これは沢?(西和賀町),13:01-13:02
1枚目:戻り口を探しだす前に,すぐ近くに一見すると山道の降り口のように見える場所があった。
しかし,よく見ると雪の下が空洞になって水が流れているような音がしていた。
これは道ではなく沢の始まる場所のようだ。
自分の足跡を辿って斜面を降りる(西和賀町),13:05-13:12
なんとか尾根に入った場所まで戻り,斜面についた自分の足跡(2枚目)を探しながら山を下っていった。
階段らしきものが見えた(西和賀町),13:17
しかし,やがて残雪のある場所が減ってきて足跡を辿れなくなった辺で,西側に階段らしきものがあるのが目に入った。
これが沢コースの遊歩道だった(西和賀町),13:18
近付いてみると確かに階段だった。どうやらこれが沢コースらしい。
階段の上を雪解け水が激しく流れている。
1枚目:階段の上を見ると,やはり残雪で覆われて道がわからなくなっていた。
残雪を越えれば,その先にふたたび沢コースが顔を出すところもあるのだろうが,,,。
すでに大分時間が経過しているものの(入口から沢沿いを歩き始めたのは12:13,すでに約1時間が経過している),
今回は時間的余裕は十分とってあるので,今からこの遊歩道を登って,再度,湯川沼を目指すこともできなくはなかった。
しかし,既述したように,途中で右足首を打撲して傷めているし,登る途中でふたたび道に迷わないとも限らないので,
今回はやはり中止することにした。
2,3枚目:階段は水路になっていて歩けないので,その脇を辿って沢コースを降りることにした。
沢が見えてきた(西和賀町),13:24
しばらく降りると右手(東)に沢が見えてきた。
沢コースを下る(西和賀町),13:25
小さな木製の橋を渡る。
近くに咲いていたキクザキイチゲ(西和賀町),13:27
木の根元に
キクザキイチゲ(=キクザキイチリンソウ,Anemone pseudo-altaica)
が咲いていた。ここでは一輪だけだが,この花は,この後歩いた復路の林道や県道の道端にたくさん咲いていた。
キクザキイチゲの花の色は白〜紫だが,この花がもっとも濃い紫色をしていた。
他のやや低地で日当たりの良い道端に咲いていたものは,薄い紫,ないしは,白色に近いものが多かった。
沢コースを下る(西和賀町),13:29
小さな沢に架かる橋の上を雪解け水が沢のように流れていた。
道路へ降りたいのだが,,(西和賀町),13:32-13:33
大量の残雪が入口付近を覆いつくしていて,どうやって道路側へ出てよいかわからない。
道路へ降りたいのだが,,(西和賀町),13:33
雪の層が厚いだけでなく,雪と地面の間は水が流れているらしく,危険なのでこれ以上先には進めない。
倒木を利用して道路へ降りる(西和賀町),13:34-13:36
1枚目:幸い,隣の案内板の裏側に雪で押し倒された倒木があったので,その上を歩いて道路側へ出ることができた。
2枚目:道路側に出て撮影。「湯川沼 入口」の標柱がある。おそらくこの脇に沢コースの遊歩道があるのだろうが,
雪に覆われてまったくわからない。
林道 中湯川線へ向う(林道小俣沢線,西和賀町),13:36
さきほど歩いた道(林道小俣沢線)を元来た方向へ戻る。
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