一関市 |
厳美渓 Part III: 天工橋上流〜右岸遊歩道 |
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採集日:2013.06.24 | ウオッちず | で位置確認 |
厳美渓,北側へ移動して撮影(一関市),09:48
一番大きな水たまり(3枚目)とその先にあるやや小さな水たまり(2枚目)をパノラマ撮影。
1枚目:小さな水たまりの側も04月に訪れた際はかなり水が減っていたが,水量が復活していた。
2013年04月の様子(2013.04.13,10:56撮影)。
2012年06月の様子(2012.06.03,11:51撮影)。
2011年10月の様子(2011.10.20,09:56撮影)。
これは撮影方向がやや異なる。
厳美渓,やや小さな水たまり(一関市),09:48-09:49
1枚目:ここは水があるが,これまでの採集では意外と原生生物は少なめだった。
今回はどうだろう?
2枚目:ここで採集(厳美渓-09)。
意外にも今回の採集ではここが一番多く原生生物が観察できた。
水が十分あるので種ごとの細胞数が増えた結果と思われる。
他の水たまりにもいるのだろうが,細胞数が激減して観察できなくなったのだろう。
観察された生物:
キストディニウム(Cystodinium),
トラケロモナス(Trachelomonas volvocina),
小型鞭毛虫数種,
ナベカムリ(Arcella sp.),
Lesquereusia modesta,
Lesquereusia sp.,
ハルテリア(Halteria),
ミドリゾウリムシ(Paramecium bursaria),
キルトロフォシス(Cyrtolophosis),
バキュオラリア(Vacuolaria virescens)?,
サヤミドロ(Oedogonium),
コウガイチリモ(
P. kayei,
P. nodosum?,
P. trabecula),
ミカヅキモ(
Closterium dianae,
C. lunula,
C. intermedium),
ツヅミモ(
C. connatum,
C. decoratum,
C. obsoletum,
Cosmarium quadratum),
ホシガタモ(
Staurastrum trifidum
初観察),
イボマタモ(
Euastrum ansatum,
E. ceylanicum,
E. turgidum),
アワセオオギ(
Micrasterias ceylanica,
M. denticulata),
ネジモ(Spirotaenia condensata),
ワムシ,
ミジンコ,
イタチムシ,
厳美渓,やや小さな水たまりの東側(一関市),09:50
1枚目:あきらかに人工的な縦長の溝の先に小さな甌穴があり,若干だが水があった。
2枚目:ここで採集(厳美渓-10)。
これより先,天工橋方向の岩のくぼみはすべて干上がっていた。
観察された生物:
小型鞭毛虫数種,
アクチノスフェリウム(Actinosphaerium),
ハルテリア(Halteria),
ツリガネムシ(Vorticella),
小型繊毛虫数種,
ユードリナ(Eudorina),
サヤミドロ(Oedogonium),
カイミジンコ,
ソコミジンコ,
1枚目:2013年04月の様子(2013.04.13,10:59撮影)。
2枚目:2012年10月の様子(2012.10.07,09:57撮影)。
3枚目:2012年06月の様子(2012.06.03,11:54撮影)。
この時は干上がっていた。
4枚目:2011年10月の様子(2011.10.20,10:00撮影)。
画面左下。
天工橋の様子(一関市),09:51
前回(2013.04.13)
は橋の下まで行ってみた(二度目)が,原生生物はほとんどいなかったので,今回はパスした。
ここでUターン。
厳美渓,元へ戻る(一関市),09:52
最初に採集したキショウブの生えた水たまりの右,やや下がった場所にほとんど干上がりかけた水たまりがあった。
若干湿った泥があるので採集してみることにした。
厳美渓,ほとんど干上がりかけた水たまり(一関市),09:52-09:53
1枚目:ここでも過去に1度は採集したはずだが・・・(調査中)。
2枚目:水はないので,湿った泥を
採集(厳美渓-11)。
観察された生物:
渦鞭毛虫の一種,
ユーグリファ(Euglypha ciliata)?,
棘毛類繊毛虫,
未同定の繊毛虫,
小型繊毛虫数種,
ヒビミドロ(Ulothrix)?,
厳美渓(一関市),09:54
暑くなってきたので,いつものように,ミネラルウォーターをザックにかけた。
厳美渓,元へ戻る(一関市),09:55
その先にも干上がりかけた水たまりがあった。
これはパス。
すでに11本も採集してしまった。
この後,須川高原へ移動してそこでも採集する予定なので,
ここでこれ以上採集すると,須川高原でサンプリングチューブが足りなくなる恐れがあるからだ。
戻ってから観察するのも大変だし・・・。
厳美渓(一関市),09:56
ロープ柵で行き止まりになった地点から上流側をパノラマ撮影。
厳美渓(一関市),09:56-09:57
上と同じ位置で,望遠モードにして撮影。
下段は一昨年秋の様子だが,これと比べると水量がかなり減っているのがわかる。
2011年10月の様子(2011.10.20,10:05撮影)。
立ち去る前に振り返って撮影(一関市),10:01
この頃になると四阿には大勢観光客がいた。
コンコンと木の板をたたいて,対岸にある「かっこうだんご」屋からロープを使って団子を取り寄せていた。
2枚目の左側にわずかに見える紐がそのロープだ。
天工橋の袂を右折,御覧場橋へ向かう右岸遊歩道へ(一関市),10:02
須川温泉行きのバスが来るまでにはまだ時間があるので,
前回初めて歩いた磐井川右岸沿いの遊歩道を再度歩いてみることにした。
1枚目:この時,天工橋を渡って一ノ関駅へ戻っていくバスがあった。
私が往路で駅から乗車してきたバスだ。
2枚目:橋の手前で右折して磐井川沿いの遊歩道へ入る(注)。
注:撮影の際,橋の袂に男性が立っていた。その男性を避けて撮影したので,1枚目と2枚目は連続していない。
2013年04月の様子(2013.04.13,11:09撮影)。
磐井川右岸沿いを東へ(一関市),10:03
1〜3枚目:パノラマ撮影。右に入ると,最初に広場のような場所が現れる。
2枚目:石碑と案内板がある。
その案内板(一関市),10:03
2番目の文字が表示できない。部首引きで調べたが,該当する漢字がなかった。
「馬+留」・・・。う〜む。読めない。
遊歩道から川面の様子を撮影(一関市),10:03
1枚目:前回は水に囲まれていた岩が左岸側の岩盤と連続して見える。
それだけ水位が下がったということだ。
2013年04月の様子(2013.04.13,11:11撮影)。
御覧場橋へ降りる階段前まで来た(一関市),10:05
前回はここへ来るまでに,ショウジョウバカマやセリバオウレンが咲いていたが,今回は目だった花は見当たらなかった。
また,前回はこの後,右の四阿の先へ進んで右岸側で採集を試みたが,
今回はまもなく須川温泉行きのバスが来るので,左にある御覧場橋へ降りる階段へ。
御覧場橋中央付近からの眺め(一関市),10:06
1枚目:下流側(東)。
2枚目:上流側(西)。前方に天工橋が見える。
前回(下段2枚目)と比べると,水量が随分減ったのがわかる。
2013年04月の様子(2013.04.13,11:34撮影)。
天工橋近くにあるバス停に到着(一関市),10:09
2枚目:右は「ガラスパーク サハラ」。
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