八幡平市(旧松尾村) |
八幡平北西尾根に点在する湿原群
Part V: 第4,5,6湿原 |
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採集日:2013.09.10 | ウオッちず | で位置確認 |
八幡平北西尾根,第4湿原(八幡平市),10:30
1〜3枚目:湿原の北端から振り返ってパノラマ撮影。
八幡平北西尾根,第4湿原の北端(八幡平市),10:30
前述のように,左にある笹薮の先(西)にやや大きな沼が2つあるはず。
左側に笹が少ない場所があった。
もしかしたら,その沼に向かって進むルートかと期待したが,違った。
笹薮を通る水路だった。
八幡平北西尾根(八幡平市),10:31
上記のように,前方の笹薮の先にやや大きな沼があるはずだが・・・。
笹薮の手前,登山道際は水たまりになっている。
沼まで行くのはとても無理だ。
なお,この時は気付かなかったが,ここから実際に歩いた登山道は,地図に描かれた登山道から大きく右(東)へずれていた(後出)。
もしかすると,かつての登山道は前方にある笹薮の間を通っていたのかも知れない。
手前に水たまりが出来ているのはその名残りかも。
ぬかるみが激しくなって歩けなくなったので,東に迂回するルートが造られた可能性がある。
八幡平北西尾根を北北西へ(八幡平市),10:31-10:32
1枚目:わずかな上り坂。
2枚目:わずかな窪地に木材が置かれていた。
八幡平北西尾根を北北西へ(八幡平市),10:32
1,2枚目:パノラマ撮影。
1枚目:ほどなく登山道の左に笹のない場所が現れた。
左に何かありそうだ。
八幡平北西尾根,第5湿原(八幡平市),10:33
一応,ここも湿原には違いないので第5湿原とすることにした。
八幡平北西尾根,第5湿原(八幡平市),10:33-10:34
1,2枚目:水底を見ると
カワモヅク(Batrachospermum)
らしい藻類のあちこちに黄緑色のものがたくさんついていた。
2枚目:これを見ると水底に黄緑色をした円錐形のツブツブがたくさんあるのがわかる。
共生藻を持つラッパムシ,
Stentor pyriformis だ。
3枚目:黄緑色のツブツブを狙って
採集(八幡平北西尾根,第5湿原)。
観察された生物:
ナベカムリ(Arcella sp.),
ディフルギア(
Difflugia sp.),
アミカムリ(
Nebela carinata),
共生藻を持つラッパムシ(Stentor pyriformis)多数,
小型繊毛虫数種,
ブルボケーテ(Bulbochaete),
サヤミドロ(Oedogonium),
イボマタモ(
Euastrum cuneatum),
カワモヅク(Batrachospermum),
クロオコッカス(Chroococcus turgidus),
Hapalosiphon,
ワムシ,
ケンミジンコ,
登山道に戻ったところで現在地を確認(八幡平市),10:36
1枚目:航空写真ではここに湿原があるとは気付かなかった。
2枚目:既述したように,どういう訳か,この辺だけ地図にあるルートから東へ外れている。
八幡平北西尾根を北北西へ(八幡平市),10:37-10:38
ふたたび平坦になった(八幡平市),10:40
GPSの記録によると,この辺の標高は 1516m。
右に小さな湿原が現れた,一応,第6湿原とする(八幡平市),10:41
Part VI | 「草の湯分かれ」周辺の湿原 2013.09.10, 10:41 - 10:53 |