高山の登山道を途中まで進む(福島市),11:41
ツツジが咲いていた。
これは
??()
前方で急に傾斜がきつくなっている(福島市),11:43-11:44
1枚目:この辺で引き返すことにした。
2枚目:まだ10mほど上がってきただけだ。山頂まではあと200mほど上がらなければならないし,
その後,300m下ってやっと麦平に到達する(はず)。
そしてまた鳥子平に戻るには,計500 mを上り降りしなければならない。
鳥子平へ戻る(福島市),11:44
これは
ユキザサ(Smilacina japonica,ユリ科 ユキザサ属)
?開花前だ。
よくよく見ると,葉が他のユキザサより幅が狭い。また,縁が波打っている。
茎が赤茶色をしている点でも異なる。
ヤマトユキザサ(Smilacina japonica,ユリ科 ユキザサ属)
のようだ。
鳥子平をパノラマ撮影(福島市),11:46
南北に長い鳥子平の東側中央付近から眺めた景色だ。
池塘は画面左(南側)にあるが,右(北側)にはほとんどない。雨が降らないと干上がってしまう浅い水たまりがあるだけだ。
鳥子平の北側へ(福島市),11:47
前方の北端近く,木道の両側にかすかな凹みがある。
鳥子平(福島市),11:47
ここを最初に訪れた際は,水があったが(下々段),
前回(下段)と同様,今回は水がなかった。
表面がひび割れていないので,まだ湿っていると思われるが,平らな泥の状態にある。
水面はまったくない。
2015年10月の様子(2015.10.10,13:01撮影)。
2009年06月の様子(2009.06.14,13:01撮影)。
鳥子平北端(福島市),11:47
ここも木道の末端部周辺にたくさんの
コバイケイソウ(Veratrum stamineum,ユリ科 シュロソウ属)
が育っている。水辺があるかと期待したが,さきほどの高山登山道の入口と同様,まったく無かった。
ここで引き返す。
ここから先はスカイライン沿いの遊歩道が続いているが,
樹林の中の道で湿ってはいるだろうが,池塘はないはず。
車道を歩った方が移動スピードが早いので,これまでと同じで車道を歩くことにした。
鳥子平,南側へ戻る(福島市),11:49
チングルマ(Geum pentapetalum,バラ科 ダイコンソウ属)
の花が終わりつつあるところだ。
鳥子平(福島市),11:51
1枚目:さきほども撮影したが,池塘の水底を撮影。
2枚目:望遠撮影。
水底にはたくさんの
共生藻を持つラッパムシ(Stentor pyriformis)
がいる。
鳥子平(福島市),11:51
前方(東側)も撮影。
あの辺も水底をたくさんのStentor pyriformisが覆っている。
車道(磐梯吾妻スカイライン)へ戻る(福島市),11:52
1,2枚目:花が終りかけた
ムシカリ(=オオカメノキ,Viburnum furcatum,スイカズラ科 ガマズミ属)
と
3,4枚目:
最初は
カジカエデ(オニモミジ,Acer diabolicum,カエデ科 カエデ属)
かと思ったが,葉の縁に細かな鋸歯がない。おそらく
ミネカエデ(Acer tschonoskii,カエデ科 カエデ属)(注)
両者は,この後も樹林の中ではいたるところで見かけた。
注:この後,栂平から戻る途中で,花が咲いている個体があった。
その花の様子からミネカエデであることがわかった。
本日,13:25-13:27撮影。
コミネカエデ(Acer micranthum,カエデ科 カエデ属)
というものあるが,葉の形からミネカエデと判断した。
コミネカエデは花序が葉の下に垂れ下がるらしい。これはそうではない。花序のつき方からもミネカエデだといえる。
車道に戻って右折(福島市),11:55
1枚目:前回(2枚目)より1時間以上早いが,これは
景場平
に行っていないため。
2枚目:2015年10月の様子(2015.10.10,13:07撮影)。
磐梯吾妻スカイラインを北へ(福島市),11:56
今回は道路際にたくさんの見なれない植物があった。
全体の構造は
ヤエムグラ(Galium spurium var. echinospermon,アカネ科 ヤエムグラ属)?が。
に似ているが葉の形などが異なる。
ヤエムグラ属には色々いて判断が難しい。
これは
トゲナシムグラ(Galium mollugo,アカネ科 ヤエムグラ属)
かも?
この後も何度も遭遇したが,これと似た植物が2,3種あった。
それらもたくさん道路際で生えていた。
Part VI: | 磐梯吾妻スカイライン〜兎平駐車場へ(1) 2016.06.12, 11:56 - 12:12 |