急な階段を降りる(中津川市),13:23
ここはかなり急だ。1ステップずつ慎重に降りた。
急な階段を降りたところで左右を撮影(中津川市),13:24-13:25
1枚目:今降りてきた階段。かなり急だ。
2枚目:階段の先で左に折れるが,そこにも階段があった。ただし,こちらの傾斜はゆるやか。
湯歩道へ出た(中津川市),13:25
階段の先を左折する。ここから先は見覚えがある。
降りてきた階段の向い側でパノラマ撮影(中津川市),13:26
前回は,左(1枚目)からやってきて右(3枚目)へ進んだ。
1枚目:左の湖岸沿いの遊歩道は立入禁止だったので,こちら側にも立入禁止の案内があってしかるべきだが,,,。
ここから見るかぎり,それらしい案内はない。もしかすると,通れた?
2枚目:今降りてきた階段。
3枚目:これからこちらへ進む。
2015年05月の様子(2015.05.30,12:53撮影)。
大きな看板の前を通過(中津川市),13:26
2015年05月の様子(2015.05.30,12:54撮影)。
タイトルは「根の上湖周辺に生息するトンボ」。
看板のすぐ先に木道がある,ここからが湿地A(湿地園)だ(中津川市),13:26
ここから先は,さきほどの案内図には「湿地園」と記されている。
ネットにある根の上高原の湿地に関する情報を紹介したweb pagesには湿地Aと記されていた。
少し進むと右手に,水を抜かれた根の上湖が見えだす(中津川市),13:27
2枚目:遠くに西岸にある堰堤が見える。
さきほどはあの右端に出て,そこからいったん車道を歩いて,ここまでやってきた。
前回(下段)は一面茶色だった堰堤が,上下を残して白色に変わっている。
2015年05月の様子(2015.05.30,12:54撮影)。
根の上湖,湿地A(中津川市),13:27
1枚目:木道沿いに育つ
ミズバショウ(Lysichitum camtschatcense,サトイモ科 ミズバショウ属)
と
ヤマドリゼンマイ(Osmundastrum cinnamomea var. fokiensis,ゼンマイ科 ゼンマイ属)
2枚目:遠くの堰堤を望遠撮影。
白く見えたのは,堰堤の中央部に敷設されたコンクリートの覆い(タイル?)のようだ。
2015年05月の様子(2015.05.30,12:55撮影)。
根の上湖,湿地A(中津川市),13:27
2015年05月の様子(2015.05.30,12:56撮影)。
前回はここで採集したのだが,,(中津川市),13:27-13:28
1枚目:少し進むと,左の湿地から流れてきた水が木道の下をくぐって根の上湖側へ流れている場所がある。
前回は水流がほとんどなく,水たまりになっていたので採集したが,
今回は結構水があり,根の上湖へ向って流れる長い水路ができていた。
よって採集中止。
2枚目:導電率を測ると,14 μS/cm(25.2℃)だった。ここもかなり低い。
2015年05月の様子(2015.05.30,12:56-12:57撮影)。
上と同じ位置で湿地側を向いてパノラマ撮影(中津川市),13:29
湿地は前方がわずかに高く,全体にこちらへ向って傾斜している。
木道は前方で左に折れる。
2015年05月の様子(2015.05.30,12:58撮影)。
根の上湖,湿地A(湿地園,中津川市),13:30
1〜3枚目:左に折れ,少し進んだところで再度パノラマ撮影。
全体に草で覆われているが,中央部には水たまりや,石がゴロゴロ露出した場所がある。
あの辺で採集してみたいが,柵があるので近付けない。
2015年05月の様子(2015.05.30,12:59撮影)。
根の上湖,湿地A(湿地園,中津川市),13:31
前回同様,柵際で
採集(根の上湖,湿地-A-01)。
前回もそうだったが,ここはほとんど泥状態だ。
前回はここがもっとも原生生物がたくさん(種数)いた。今回はどうだろうか?
以下のように,今回も結構いた。
観察された生物:
小型鞭毛虫数種,
ナベカムリ(Arcella sp.),
ディフルギア(
Difflugia bacillifera,
Difflugia sp.),
Lesquereusia,
大型クアドルレラ(Quadrulella sp.),
クアドルレラ(Quadrulella symmetrica),
アミカムリ(
Nebela collaris),
ユーグリファ(
Euglypha brachiata,
Euglypha sp.),
トリネマ(Trinema sp.),
Assulina,
サイフォデリア(Cyphoderia ampulla),
スフェノデリア(Sphenoderia lenta),
共生藻を持つチラキディウム(Thylakidium),
ヒザオリ2種(Mougeotia),
ミカヅキモ(
C. intermedium,
C. kuetzingii,
C. setaceum,
C. striolatum,
イボマタモ(
Euastrum oblongum),
アワセオオギ(Micrasterias denticulata),
ダルマオトシ(Hyalotheca dissiliens var. tatrica),
ハタヒモ(Netrium digitus),
2015年05月の様子(2015.05.30,12:59-13:00撮影)。
根の上湖,湿地A(湿地園,中津川市),13:32
前回は
ミタケスゲ(Carex michauxiana var. asiatica,カヤツリグサ科 スゲ属)
くらいしか見当たらなかったが,,,,。
1枚目:
ヤマドリゼンマイ(Osmundastrum cinnamomea var. fokiensis,ゼンマイ科 ゼンマイ属)
や,
2枚目:
コバイケイソウ(Veratrum stamineum,ユリ科 シュロソウ属)?
の姿があった(前回の画像を見ると,コバイケイソウはわずかだがあった)。
3,4枚目:
大きく成長したコバイケイソウの脇で,
色はかなり薄いが
レンゲツツジ(Rhododendron japonicum,ツツジ科 ツツジ属)?
が咲いていた。
上段1枚目の画像を見ると,木道脇の柵の支柱の近くに
レンゲツツジ?の葉がわずかに見える。
花が終っていたので,気づかなかった。
追記(2017.02.20):花弁の色がだいぶ薄いが,全体の雰囲気はレンゲツツジだった。
撮影時は,たまたま環境変異で色が薄くなっていたのかも,と考えて他種の可能性は思い浮かばなかった。
キレンゲツツジ(Rhododendron japonicum f. flavum,ツツジ科 ツツジ属)
というのもあるが,それほど黄色くはない。う〜む。
Part XII: | 根の上湖湿地(湿地A),その2 2016.05.22, 13:32 - 13:50 |