厳美渓,天工橋の上流側(一関市),10:53
高台へ上がり,大きな水たまりの脇からその前にある水たまりをパノラマ撮影。
1枚目:左端にある水たまり。
ここは2年前の06月(2013.06.24),および3年前の06月(2012.06.03)同様,干上がっていた。
2枚目:中央の水たまり。ここには草が生えているが,この時期は2,3年前の06月同様,草の量はわずか。
3枚目:さきほどまでいた「キショウブが生える水たまり」 。
2014年09月の様子(2014.09.02,11:02撮影)。
2013年09月の様子(2013.09.09,15:10撮影)。
2013年06月の様子(2013.06.24,09:48撮影)。
2013年04月の様子(2013.04.13,10:56撮影)。
2012年06月の様子(2012.06.03,11:51撮影)。
2011年10月の様子(2011.10.20,09:56撮影)。
これは撮影方向がやや異なる。
厳美渓,中央の水たまり(一関市),10:53-10:54
2枚目:ここで
採集(厳美渓-08)。
ここはこれまで通り,原生生物がたくさんいた。
これまで通り,というよりは,これまで以上にたくさんいた。
従来通り,イボマタモ,
Euastrum turgidum
がいた。他ではほとんど見かけない種類だ。
その点でここは貴重。
観察された生物:
キストディニウム(Cystodinium),
ミドリムシ(
Euglena ehrenbergii),
E. spirogyra),
トラケロモナス(Trachelomonas volvocina),
ペラネマ(Peranema),
小型鞭毛虫数種,
ナベカムリ(Arcella sp.),
ディフルギア(
Difflugia elegans),
共生藻をもつパラコンディロストマ(Paracondylostoma setigerum),
ラクリマリア(Lacrymaria sp.),
ウロトリカ(Urotricha),
ハルテリア(Halteria),
キルトロフォシス(Cyrtolophosis),
クンショウモ(Pediastrum muticum),
イカダモ(
Scenedesmus tibiscensis),
コエラストルム(Coelastrum sp.),
イトクズモ(
Ankistrodesmus densus),
Quadrigula,
キルクネリエラ(Kirchneriella contorta),
ボツリオコッカス(Botryococcus sudetica),
エレモスフェラ(Eremosphaera viridis),
ゲミネルラ(Geminella mutabilis),
ミクロスポラ(Microspora),
コウガイチリモ(
Pleurotaenium kayei,
P. nodosum),
ミカヅキモ(
Closterium cynthia,
C. intermedium),
C. idiosporum,
C. libellula,
C. navicula),
ツヅミモ(
C. contractum,
C. decoratum,
C. globosum,
C. portianum,
C. regnellii,
未同定のツヅミモ(Cosmarium sp.),
ホシガタモ(
Staurastrum longispinum?,
S. senarium ?),
イボマタモ(
Euastrum affine,
Euastrum ansatum,
E. denticulatum,
E. egregium,
Euastrum turgidum,
E. verrucosum),
未同定のイボマタモ(
Euastrum sp.),
トゲツヅミモ(Xanthidium antilopaeum),
ネジモ(
Spirotaenia beijerinckii),
S. condensata,
S. diplohelica),
ネジモ/トルチテニア(Spirotaenia obscura) -> Tortitaenia obscura,
トルチテニア(Tortitaenia bahusiensis),
ワムシ,
イタチムシ,
厳美渓,中央の水たまり(一関市),10:54
1枚目:いつもここで目にする植物。
サジオモダカ(Alisma plantago-aquatica var. orientale,オモダカ科 サジオモダカ属)
のはず。
2枚目:これは
??()
厳美渓,中央の水たまりの近く(一関市),10:55
これは
??()
この後も所々で見かけた。
厳美渓(一関市),10:55
縦溝が彫られた場所の先にもいくつかの窪みがあるが,,。
ここから見える水たまりは1ケ所のみ。と思ったが,,。
厳美渓(一関市),10:56
少し進むと,手前にも小さな水たまりがあった。計2ヶ所。
厳美渓,天工橋の上流側(一関市),10:56
手前の水たまりで
採集(厳美渓-09)。
ここはしょっちゅう干上がるのだろう。
原生生物はわずか。これは従来通り。
観察された生物:
棘毛類繊毛虫,
サヤミドロ(Oedogonium),
珪藻各種,
ミジンコ,
2013年06月の様子(2013.06.24,09:50撮影)。
1枚目:2013年04月の様子(2013.04.13,10:59撮影)。
2枚目:2012年10月の様子(2012.10.07,09:57撮影)。
3枚目:2012年06月の様子(2012.06.03,11:54撮影)。
この時は干上がっていた。
4枚目:2011年10月の様子(2011.10.20,10:00撮影)。
画面左下。
厳美渓,天工橋の上流側(一関市),10:57
1枚目:その先の縦長の水たまりで,
2枚目:
採集(厳美渓-10)。
観察された生物:
サヤミドロ(Oedogonium),
ホシガタモ(
Staurastrum hirsutum,
S. punctulatum),
ミジンコ,
ミジンコ(Sida sp.),
センチュウ,
厳美渓(一関市),10:58
立ち去ろうとすると,
ムネアカオオアリ(Camponotus obscuripes,アリ科 オオアリ属)
がやってきた。
天工橋に近付いてパノラマ撮影(一関市),10:58
ここでUターン。
厳美渓(一関市),10:59
1,2枚目:パノラマ撮影。
戻る途中,最初の「キショウブが生える水たまり」の右(川側)に干上がりつつある水たまりに気づいた。
以前(2013.06.24)もここで採集したことがある。
2013年の時よりも若干,水が残っている。
2013年06月の様子(2013.06.24,09:52撮影)。
厳美渓(一関市),10:59-11:00
1枚目:川際にはまだ水たまりが残っていた。
2枚目:ここで
採集(厳美渓-11)。
観察された生物:
クリプトモナス(Cryptomonas ovata),
ミドリムシ(Euglena sp.),
アクチノスフェリウム(Actinosphaerium),
ナベカムリ(Arcella sp.),
カンパネルラ(Campanella),
ヒビミドロ(Ulothrix),
ホシガタモ(
Staurastrum hirsutum,
ワムシ,
ミジンコ,
ケンミジンコ,
イタチムシ2種,
渦虫類,
厳美渓(一関市),11:01
その先にも若干だが水が残っている場所があった。
厳美渓(一関市),11:01-11:02
1枚目:わずかに残った水。
2枚目:ここで
採集(厳美渓-12)。
ここには結構いた。
平地では珍しい
アミカムリ(Nebela collaris)
がいた。
観察された生物:
クリプトモナス(Cryptomonas sp.),
ミドリムシ(
Euglena spirogyra),
アミカムリ(Nebela collaris),
珪藻各種,
クレブソルミディウム(Klebsormidium sp.),
アオミドロ(Spirogyra),
ホシミドロ(Zygnema),
ツヅミモ(
Cosmarium contractum),
ホシガタモ(
Staurastrum apiculatum,
S. punctulatum,
アワセオオギ(Micrasterias apiculata)?,
ダルマオトシ(Hyalotheca dissiliens),
カイミジンコ,
イタチムシ,
GPSの記録を開始するのを忘れていた(一関市),11:02
遅ればせながら,ここから記録を始めた。
厳美渓を出る(一関市),11:03
トイレの脇の車道に出てパノラマ撮影(一関市),11:05
3枚目:これからこちらへ進む。
いざ,磐井丘陵のため池群へ。
Part V: | 磐井丘陵を南へ(1;厳美小・中学校前経由) 2015.07.05, 11:05 - 11:17 |