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2014.11.30, Part VIII

北山湿地,A湿地

北山湿地,A湿地(岡崎市),12:25
1,2枚目:パノラマ撮影。 木道が右に分岐している場所があった。 2枚目:その先には広場のような場所があった(写真撮影するのを忘れた)。 また,前方からも広場へ向っていく木道が分岐していた。それらが広場の手前で合流している。

その先に観察デッキがあった(岡崎市),12:26

北山湿地,A湿地,西側の観察デッキ(岡崎市),12:26
1〜3枚目:パノラマ撮影。 ここは木道を四角く配置して観察デッキとしている。 3枚目:木道の右。樹林帯側の木々が一部伐採されている。 これも湿地を乾燥させない措置だろう。
葦毛湿原 でも最近( 2013.04.272013.10.31) 同じことが大規模に行われていた,のを思い出した。 葦毛湿原では湿地に進入した樹木の伐採だけでなく,表土の撤去も同時に行われていた。 ここもある程度そうした方がよいかも知れない(注)。

注:これまで見て来たように,ここは湿地にかなり土壌が発達している。 現在は鉱質土壌湿原を探して東海地方を歩き回っている訳だが, 後出するように,ここは湿地の中央付近にわずかにそれらしい場所があるだけだ。 樹林帯に近いエリアにはたっぷりと土壌が発達して草が生い茂っている。 考えられる理由は,傾斜した上流側から砂礫や腐食質が雨水とともに流入していることだろう。 そのため,湿原の周囲から徐々に土壌が発達して樹木が育ちやすくなっている,と思われる。 樹木が育つと乾燥化が促進されていずれは湿原でなくなってしまうはずだ。

北山湿地,A湿地,西側の観察デッキ(岡崎市),12:26, 12:26, 12:28, 12:29
1,2枚目:デッキの周囲にはわずかに水があった。ほとんど泥水なので,原生生物はあまり期待できない。 3枚目:念のため,それを 採集(北山湿地,A湿地-01)。 4枚目:iPad mini で現在地を確認。
観察された生物: ミドリムシ(Euglena mutabilis mini), 小型鞭毛虫数種, ディフルギア( Difflugia sp.), カンパネルラ(Campanella), 小型繊毛虫数種, 珪藻少々, ミクロスポラ(Microspora), ヒザオリ(Mougeotia), アワセオオギ(Micrasterias jenneri),

北山湿地,A湿地(岡崎市),12:29
1,2枚目:パノラマ撮影。 傾斜した木道をさらに南へ進む。 木道は前方で左へカーブしていく。

北山湿地,A湿地(岡崎市),12:30-12:31
1枚目:木道際にも水があった。ここは青々した草も生えている。 なので,若干水垢もありそうだ。はっきりとは確認できないが,,,。 2枚目: ここで採集(北山湿地,A湿地-02)
観察された生物: トラケロモナス(Trachelomonas oblonga)?, 小型鞭毛虫数種, フロントニア(Frontonia)?, 珪藻少々, アワセオオギ(Micrasterias jenneri),

北山湿地,A湿地(岡崎市),12:31-12:33
木道の南端付近にくると,オレンジ色が目についた。 どうやら何かの実らしい。 実の上に緑色をした葉のような突起(咢片が発達したもの?)が付いている。 初めてみた。最初は調べてもなかなかわからないだろうと思ったが, 「変わった実 葉が出ている? オレンジ色」で画像検索するとすぐに名前がわかった。 これは, クチナシGardenia jasminoides,リンドウ目 アカネ科 クチナシ属) の実だった。 Wikipedia によると,クチナシは「日本では本州の静岡県以西,四国,九州,南西諸島の森林に自生する」そうだ。 どうりで・・・。

北山湿地,A湿地,南端にも観察デッキがあった(岡崎市),12:33
1〜3枚目:パノラマ撮影。 3枚目:木道は前方で沢を越える。

北山湿地,A湿地,観察デッキからの眺め(岡崎市),12:33-12:34
1〜3枚目:湿地の南端から北を向いてパノラマ撮影。
1,2枚目:左前方にさきほどいた西側の観察デッキ(木道を四角く配置したもの)が見える。 3枚目:東側にも観察デッキがある。

沢を渡り,南端から東側の木道へ(岡崎市),12:34

沢に架かる木道を渡る(岡崎市),12:34
ここは水路が狭まっているので,結構な量の水の流れがある。

Part IX: A湿地〜A湿地・駐車場分岐〜
2014.11.30, 12:35 - 12:49