裏岩手縦走路,畚岳へ向って坂を上がる(仙北市/八幡平市),13:08
坂の途中に1株だけ
ニッコウキスゲ(Hemerocallis dumortieri var. esculenta,ユリ科 ワスレグサ属)
が咲いていた。
この先にもニッコウキスゲが咲いている場所があった(後出)。
畚岳山頂分岐(仙北市/八幡平市),13:09-13:10
1枚目:左が山頂へ向うルート。ここは右へ。
2枚目:iPad mini で現在地を確認。
裏岩手縦走路,畚岳山頂分岐(仙北市/八幡平市),13:10-13:11
マイヅルソウ(Maianthemum dilatatum,ユリ科 マイヅルソウ属)
の実が大きく育っていた。
畚岳登山口へ戻る(仙北市/八幡平市),13:12, 13:13, 13:17
深くえぐれた登山道を下る。
下は平坦にしてあるが,浮石がたくさんあるので歩きづらい。
右は往路でパスした湿地(仙北市/八幡平市),13:21
2枚目:遠くに見える水面を望遠撮影。
往路でパスした湿地へ(仙北市/八幡平市),13:23
登山道と湿地の間にある笹薮がかなりあったが,なんとか通り抜けることができた。
薮の先は草地だが,足下には水があった。
最初はさほどの水深ではなかったので,前進できたが・・・。
往路でパスした湿地(仙北市/八幡平市),13:24, 13:26
1枚目:途中にあったわずかな水たまり。
2枚目:ひとまず,ここで
採集(裏岩手縦走路-10)。
原生生物はわずか。
観察された生物:
クリプトモナス(Cryptomonas sp.),
トラケロモナス(Trachelomonas sp.),
ウロトリカ(Urotricha),
スチロニキア(Stylonychia),
小型繊毛虫数種,
ヒカリモ(Chromulina wislouchiana?)多数,
クロロモナス(Chloromonas),
ホシガタモ(
Staurastrum sp.
初観察),
ワムシ,
往路でパスした湿地(仙北市/八幡平市),13:27
1枚目:水面の手前で,わずかだが
ニッコウキスゲ(Hemerocallis dumortieri var. esculenta,ユリ科 ワスレグサ属)
が咲いていた。
2枚目:足下の水深が増した。
靴が沈みそうなので,これ以上,先には進めない。
引き返すことにした。
前方に樹海ラインが見えた(仙北市/八幡平市),13:34
2枚目:望遠撮影。
藤七温泉分岐(仙北市/八幡平市),13:36
予定している復路のバスは 15:35。まだ2時間ある。
当初の予定では,この後,樹海ラインを通って藤七温泉・蓬莱境の近くにある蓬莱沼まで行くことにしていた。
しかし,残り2時間あるものの,見返峠バス停に余裕を持って戻るには,実質,あと1時間半くらいしかない。
これで蓬莱沼まで行って戻るのはややきつい(と判断)。
実際はどれくらい時間がかかるかわからないのだが,あまり無理はしたくないので,蓬莱沼を訪れるのは諦めた。
となると,逆に時間が多少余ってしまう。
そこで,ここを右折して,藤七温泉へ降りていくルート(注)周辺の湿原を探索してみることにした。
のだが・・・。
注:後でわかったが,裏岩手縦走路を紹介したwebpageでは,縦走路のコースとして,ここから畚岳登山口ではなく,
藤七温泉へ降りていくルートが縦走路の北端部分となっていた。
しかし,後でわかるように,このコースは,現在はほとんど歩かれていないようだ。
藤七温泉コースへ入るとこのような状態だった(仙北市/八幡平市),13:37
分岐を右折すると,すぐにこのような状態になった。
一面,笹薮で埋め尽くされていた。
足下がまったく見えない。
しかし,笹をかき分け,足を前に出すとやや抉れた踏跡が続いているのがわかった。
足先で探りながら踏跡を辿ることにした。
ただし,途中やや曲った場所もあるので,踏跡を外れて足を土手部分にぶつけて転倒しそうになることもあった。
踏跡が見える場所もあった,しかし,,,(仙北市/八幡平市),13:37
地図によると,コースは前方で急斜面を左右に折れながら下っていくはず。
急斜面も笹で一面覆われていた(仙北市/八幡平市),13:38
1〜3枚目:急斜面の手前でパノラマ撮影。
1枚目:前方に藤七温泉へ降りて行く車道(樹海ライン)が見える。
ここからはルートが左右にくねって降りていくはずで,
踏跡が見えないと危険だ。
引き返すことにした。
4枚目:iPad mini で現在地を確認。
分岐の少し手前でiPad miniを見た際,記録の一時中止ボタンを誤って触ってしまったようだ。
そこからの記録ができていない。時々起こる。ここで記録を再開した。
Part XII: | 畚岳登山口〜八幡平頂上バス停〜盛岡駅へ 2014.08.04, 13:40 - 14:54 |