「管理事務所・緑の相談室」の隣にある池(栃木市),14:03
池に向う舗装道から水際へ。
「管理事務所・緑の相談室」の隣にある池(栃木市),14:03
ユキヤナギ(Spiraea thunbergii,バラ科 シモツケ属)?に似た花があった。
大部分の花は終っているが,一部にまだ花が残っていた。
よく見ると花のつき方は普通のユキヤナギと違う。
これはコデマリ(Spiraea camtoniensis,バラ科 シモツケ属)のようだ。
私自身の記録をみると,関東地方の平地で比較すると,
ユキヤナギ
の花期は3月末〜4月初旬だが,
コデマリ
の花期は5月になっている。
やはりコデマリだろう。
みかも山公園,「管理事務所・緑の相談室」の隣にある池(栃木市),14:03-14:04
近くでは
ニワゼキショウ(Sisyrinchium rosulatum,アヤメ科 ニワゼキショウ属)
も咲いていた。
花だけでなく球形の実もできていた。
ニワゼキショウ
の花はこれまで何度も見ているが,実がついているのを見るのは初めてだ。
とこの時は思ったが,過去の記録をみると,2008.06.30に米原市で撮影していた(当時はこれが実だとはわからなかった)。
2008年06月の様子(2008.06.30,13:46撮影)。
「管理事務所・緑の相談室」の隣にある池(栃木市),14:04, 14:05, 14:06
1枚目:水際に近付くと,,,
2枚目:わずかだが藻塊があった。
3枚目:藻塊を含む水垢を
採集(みかも山公園-01,修景池)。
観察された生物:
フセツボカムリ(
Centropyxis ecornis),
ディフルギア(
Difflugia corona),
Paulinella chromatophora,
プルーロネマ(Pleuronema)?,
タルケイソウ(Melosira),
他の珪藻各種,
クンショウモ(Pediastrum angulosum),
イカダモ(
Scenedesmus quadricauda,
Scenedesmus sp.),
サヤミドロ(Oedogonium),
アオミドロ(Spirogyra),
コウガイチリモ(
Pleurotaenium minutum = Haplotaenium minutum),
ホシガタモ(
Staurastrum anatinum,
S. iotanum,
Staurastrum sp.),
ミジンコ,
ケンミジンコ,
湿性自然植物園へ(栃木市),14:07
池を離れ,いったん東口広場まで戻ってさらに北へ。
右端は「みかも山岩舟特産館」?
湿性自然植物園へ(栃木市),14:08
前方の茂みの先が湿性自然植物園のはず。
湿性自然植物園へ(栃木市),14:09
1枚目:左の樹林帯の中に木製階段があった。
その先には遊歩道らしきものも見える。
後出する案内図(みかも山公園東入口ゾーン)によると,あそこは木道らしい。
さらに調べると,バリアフリーの木道だった。
舗装道を階段道が横切っていた(栃木市),14:09
1〜3枚目:パノラマ撮影。
階段(1枚目)に反対側にも道があった。
そこには「東山道」と書かれた標識が立っていた(3枚目)。
この「みかも山公園」は舗装道と「山道」が縦横に敷設されていて,あちこちで交差している。
湿性自然植物園に到着(栃木市),14:10
舗装道の左に湿地(というか草が多い池)が広がっていた。
1枚目:左には木道があった。あそこから湿地へ。
湿性自然植物園(栃木市),14:10
遊歩道を通って木道へ向う。
すると,その手前で水際に近付ける場所があった。
湿性自然植物園(栃木市),14:11
その水際の手前でパノラマ撮影。
遠浅になっているので,ここなら多少は期待できそうだ。
湿性自然植物園(栃木市),14:11
ここで採集(みかも山公園-02,湿性自然植物園)。
原生生物はほとんどいない。
観察された生物:
コレプス(Coleps),
ケンミジンコ,
イタチムシ,
木道近くにも案内図があった(栃木市),14:12
1枚目:案内図のタイトルは「みかも山公園東入口ゾーン」。
2枚目:現在地周辺を拡大撮影。
この湿性自然植物園には計3つの池があるようだ。
なお,池周辺には,この図に描かれた歩道以外にもたくさんの「踏跡」があった。
湿性自然植物園,木道を東へ(栃木市),14:13-14:14
1〜3枚目:途中にある休憩所の手前でパノラマ撮影。
光が弱いのでピンぼけてしまった。
4枚目:iPad mini で現在地を確認。
湿地の隣には「とちぎ花センター」がある。
Part III: | 湿性自然植物園 2014.05.24, 14:15 - 14:24 |