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2013.05.18, Part XI

遊々の森/ブナの駅〜前森山北尾根を下る

遊々の森,中の牧場に到着(八幡平市),13:03-13:04
1〜3枚目:樹林帯を抜けたところでパノラマ撮影。 地図によると,ここは前方に見える「ブナの駅」の近くに池が2,3個あるだけ。 さきほど訪れた「奥の牧場」では大小の池が多数点在していたのとは対照的だ。

遊々の森,中の牧場,ブナの駅(八幡平市),13:05
1枚目:左手に見える建物が「ブナの駅」。中には休憩所&トイレがあるらしい。建物の前が駐車場。 八幡平市のHPでは,ここを「安比高原に広がるブナの原生林を巡るトレッキングコースの出発点」として紹介している。 2枚目:前方にある案内板の先から舗装道に変わる。

遊々の森,中の牧場,ブナの駅前の池(八幡平市),13:06
ブナの駅の向いにはいくつかの池がある。これは地図にあるとおり。

遊々の森,中の牧場,ブナの駅前の池(八幡平市),13:07
これは道路際の池,というより一時的な水たまりのようだ。かなり浅い。雪解けの今の時期だけのものだろう。

遊々の森,中の牧場,ブナの駅前の池(八幡平市),13:07
その奥にあるやや大きな池。水深もかなりありそうだ。
地図ではこの先に池が描かれていないので,今回はこの後道路に戻ってしまった。 しかし,下記のように,湿潤期に撮られたと思われる航空写真には,この池の先にもいくつかの池が写っている(注)。 とくに今いる池のすぐ先(50mほど南)にも池があるようだ。 前方は隆起しているため,影になって見えなかった。

注:2枚目の右奥には笹薮らしき場所が写っているが,その少し先に池があったと思われる。 もう少し先まで歩けば気付いたはずだ。残念。

遊々の森,中の牧場,ブナの駅前の池(八幡平市),13:07-13:09
1,2枚目:池端にカエル,ないし,イモリの卵塊があった。 ??) すでに幼生になっている。まもなく孵化するだろう。 3枚目:ここで 採集( 遊々の森,中の牧場,中の牧場)。 観察できた原生生物はごくわずか。 さきほどの奥の牧場とは大違いだ。
観察された生物: ディフルギア( Difflugia sp.), 棘毛類繊毛虫, 珪藻各種, カイミジンコ,
4枚目:iPad mini で現在地を確認(注)。

注:地図をみるかぎり,ここは道路沿いにしか池が描かれていない。 しかし,さきほどまでいた奥の牧場と同様,湿潤期に撮られたと思われる航空写真(標準地図)を見ると, 中の牧場の奥(南東側)にもいくつかも池が写っている。すくなくとも10ケ所以上ありそうだ。 乾燥期に撮影したと思われる1974〜1978年の航空写真(電子国土)では池としてはまったく確認できないのは「奥の牧場」と同じ。 次回訪れた際は,それらの池もしっかり確認したい。

少し進むと・・・(八幡平市),13:10

遊々の森,中の牧場,ブナの駅前にあるもう一つの池(八幡平市),13:10-13:11
こちらは道路際まで池が広がっている。地図よりもかなり広い。 ここでは採集せずに通り過ぎた。

遊々の森を去る(八幡平市),13:12
前方からやや急な下り坂となる。

T字路へ出て右折(八幡平市),13:13
4枚目:iPad mini で現在地を確認。 奥の牧場の標高が約920m,ここの標高が約810m。ここまでに110mを下ってきたことになる。 今回はここから大更駅まで自転車で下ったが,大更駅の標高が約260mなので,コース全体の標高差は660m, よってこれからさらに550mを下る。

この辺は前森山の尾根を横断する形になる(八幡平市),13:14
そのため,しばらくゆるい上り坂が続く。

前森山の北尾根を下る(八幡平市),13:15-13:16
1枚目:右になにやらパイプが付いたタンクがある。何だろう? ここから先は下り坂となる。 2枚目:iPad mini で現在地を確認。ここからは延々と下り坂が続く。

前森山の北尾根を下る(八幡平市),13:18
大きく右にカーブしつつ坂を下る。これで北東方向から南向きに進路が変わる。

前方に見えてきたのが前森山,スキー場のゲレンデがたくさんある(八幡平市),13:19

黒沢川にかかる橋を渡る(八幡平市),13:20
1枚目:左に「100m先,電気工事中」の案内があった。 2枚目:右に見えるのが「黒沢川」だ。堰が見える。

黒沢川の様子を望遠撮影(八幡平市),13:20
1枚目:堰が連続している。 2枚目:iPad mini で現在地を確認。

黒沢川の様子を望遠撮影(八幡平市),13:21
1枚目:川の脇に案内板があるが,,。 2枚目:タイトルは「黒沢流域荒廃渓流復旧治山事業」。 しかし,どういう訳か,その下にある図や説明部分がほとんど剥がされている。 なぜだろう?
タイトルの下に「八幡平地域総合森林リクリエーションエリア・安比地区整備事業」という名前がある。 これで検索すると,この事業で安比ゴルフ場(1978年開業)と安比高原スキー場(1981年開業)ができたことがわかった。 第三セクター方式で作られたそうで,関わった民間会社はリクルート。

Part XII: 前森山北尾根〜安比高原牧場脇
2013.05.18, 13:21 - 13:36