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2012.10.21, Part VIII

岩畳中央部〜北端

長瀞 岩畳,NT-12(長瀞町),14:09

長瀞 岩畳,NT-12(長瀞町),14:09
ここもだいぶ水位が上昇していた。水際が南側(手前)へ広がっていた。 左の一段高い岩(1枚目手前)のすぐ近く(2枚目)まで水際が広がっている。 前回(下段)はここからかなり奥まで水際は下がっていた(注)。

注:2枚目の画像で左右に並ぶ岩に注目。今回は,2012年07月初旬(下々段)と同様,両岩の手前に水際があるが, 前回(下段2枚目)は,2つの岩の周囲は湿った泥状態で,水際はずっと奥まで引いていた。

2012年08月中旬の様子(2012.08.16,14:24-14:25撮影)。

2012年07月初旬の様子(2012.07.01,12:19-12:20撮影)。

2012年06月中旬の様子(2012.06.17,12:14撮影)。

2012年05月下旬の様子(2012.05.27,12:07撮影)。

2012年05月初旬の様子(2012.05.01,12:26撮影)。

長瀞 岩畳,NT-12(長瀞町),14:11
北側は前回でも干上がっていなかったので,その付近まで移動して 採集(長瀞 岩畳,NT-12)。 前回よりもやや多め。
観察された生物: 渦鞭毛虫の一種, ミドリムシ(Euglena sp.), ナベカムリ(Arcella sp.), ディフルギア( Difflugia elegansD. mammilaris), メソディニウム(Mesodinium pulex), アスピディスカ(Aspidisca), ハルテリア(Halteria), 小型繊毛虫数種, 珪藻各種, クンショウモ( Pediastrum angulosumP. muticum), フタヅノクンショウモ(Pediastrum duplex), イカダモ( S. intermediusS. perforatusS. quadricauda), コエラストルム( Coelastrum cambricumC. morus), ジクチオスフェリウム(Dictyosphaerium), キルクネリエラ(Kirchneriella obesa), ボツリオコッカス(Botryococcus braunii), テトラエドロン(Tetraedron sp.), アオミドロ(Spirogyra), イボマタモ( Euastrum verrucosum), クロオコッカス(Chroococcus turgidus),

長瀞 岩畳,NT-12(長瀞町),14:11
1枚目:採集ポイントから目線を上げると,少し先にカワシジミCorbicula)の姿があった。 下段は前回,NT-11側で撮影したカワシジミ。この時の水温はお湯状態。 2枚目:望遠撮影。


2012年08月中旬の様子(2012.08.16,14:19-14:20撮影)。

長瀞 岩畳,NT-12(長瀞町),14:12-14:13
しばらくすると,カワシジミCorbicula)の近くをスイスイ泳ぐ小魚が数匹現れた。

長瀞 岩畳,NT-12(長瀞町),14:13-14:14
1枚目:離れた場所にいる魚を望遠撮影しているので,なかなかピントが合わない。 2枚目:静止画ではどうにもうまくいかないので,動画を撮影してみた。

                ←動画(4.7 Mb)

長瀞 岩畳(長瀞町),14:17
1,2枚目:パノラマ撮影。 1枚目:前方の一段低くなった場所を越えて,さらに北へ進む。

長瀞 岩畳(長瀞町),14:17
広場のような場所が現れる。あちこちに水たまりがあるが,ここは原生生物があまりいないのでパス。

四阿の西側にある水たまり,NT-14へ(長瀞町),14:18

長瀞 岩畳,NT-14の南端(長瀞町),14:19
1枚目:これはおそらくオギMiscanthus sacchariflorus,イネ科 ススキ属)。

長瀞 岩畳,NT-14の南端(長瀞町),14:19
足下の水たまりで採集(長瀞 岩畳,NT-14a)。 今回の採集では,ここが一番原生生物(の種数)が多かった。
観察された生物: 渦鞭毛虫の一種, クリプトモナス(Cryptomonas sp.), ポンフォリクソフリス(Pompholyxophrys sp.), ストリアメーバ(Striamoeba), 小型ナベカムリ(Arcella sp.), フセツボカムリ( Centropyxis aculeataC. aerophilaC. ecornis), ディフルギア( Difflugia elegansD. penardiDifflugia sp.), LesquereusiaPontigulasia, ミクロクアドルラ(Microquadrula misciphila), ユーグリファ( Euglypha acanthophora), E. filiferaEuglypha sp.), トリネマ(Trinema sp.), パラコンディロストマ(Paracondylostoma setigerum), 大型ナスラ(Nassula), パラナスラ(Paranassula), コレプス(Coleps hirtus), 珪藻各種, クンショウモ( Pediastrum angulosumP. tetras), イカダモ( Scenedesmus perforatusS. quadricauda), コエラストルム( Coelastrum cambricumC. morus), ジクチオスフェリウム(Dictyosphaerium), Dimorphococcus lunatus, テトラエドロン( Tetraedron sp.2 基部に近い場所で二股に分かれた指状突起がでる), キルクネリエラ(Kirchneriella obesa), ボツリオコッカス(Botryococcus braunii), サヤミドロ2種(Oedogonium), ヒザオリ(Mougeotia), ミカヅキモ( Closterium venus), ツヅミモ( Cosmarium binumC. granatumC. regnelliiCosmarium sp.), ホシガタモ( Staurastrum coarctatumS. gracile?), イボマタモ( Euastrum germanicum), ハタヒモ(Netrium digitus v. lamellosum), タテブエモ(Penium margaritaceum), ダルマオトシ(Hyalotheca dissiliens), チリモ( Desmidium swartzii), ユレモ(Oscillatoria sp.), ケンミジンコ, イタチムシ, クマムシ,

長瀞 岩畳,NT-14の南端(長瀞町),14:20
水際に育つコガマTypha orientalis)の群生。 過去の画像と比較すると,少しずつだが変化しているのがわかる。


2012年08月中旬の様子(2012.08.16,14:32-14:33撮影)。

2012年07月下旬の様子(2012.07.22,13:56-13:57撮影)。

長瀞 岩畳,NT-14の南端(長瀞町),14:21
足下で咲くこの花はミゾソバ)??

NT-14の東側を通って岩畳の北端へ(長瀞町),14:23

前回復活していたNT-14にかかる橋(長瀞町),14:24

長瀞 岩畳,NT-14(長瀞町),14:25
1枚目:前回同様,橋の左側で採集しようと近付いたが,草が育って岸辺がどこかわからなくなっていた。 2枚目:岸辺にある岩の上に足を置いてなんとか 採集(長瀞 岩畳,NT-14b)。できた。
観察された生物: フセツボカムリ( Centropyxis aculeataC. ecornis), ディフルギア( Difflugia sp.), リトノタス(Litonotus), コレプス(Coleps hirtus), フシナシミドロ(Vaucheria), 珪藻各種, イカダモ( Scenedesmus protuberansS. quadricauda), ボツリオコッカス(Botryococcus braunii), サヤミドロ(Oedogonium), アオミドロ(Spirogyra), ユレモ(Oscillatoria sp.), Achromatium oxaliferum, ワムシ, ケンミジンコ, イタチムシ,

Part IX: 岩畳北端〜長瀞駅
2012.10.21, 14:27 - 14:37