HOME | 研究資料館 | 地域検索 | 採集の記録 | 2012 . 02 . 10 | お知らせ

2012.02.10, Part XIII

御成橋下〜荒川左岸サイクリングロード(最初は迂回路)〜渡内糠田排水機場

御成橋(県道27号 東松山鴻巣線)が迫る(鴻巣市滝馬室),14:57

御成橋の手前にY字路がある,ここは右へ(鴻巣市滝馬室),14:57
右へ進むと,その先で荒川左岸堤防上のサイクリングロードに上がることができる。 この辺は7年前(2005.04.17)に通ったことがある(画像なし,注)。 途中の水路沿いで採集もした。懐かしい。
道の左端に標識らしきものが立っている。 板には何やら描かれていた(書かかれていた?)ようだが,ほとんど消えてしまっている。 わずかに青色の斑紋が下に4つあるのがわかるだけ。 しかし,位置から考えると,右がサイクリングロードであるとの案内だ(だった)と推察される。

注:この時は,自宅から自転車で北本自然観察公園,高尾さくら公園まで北上し,その後, 今回と同様,荒川左岸の河川敷を北上してここを通った。 その後は,サイクリングロードを通らずに東に向かい,近くのJR高崎線 鴻巣駅から帰路についた。
なお,手持ちの地図には,これから通る水路沿いの右の道は描かれていない。

御成橋をくぐる(鴻巣市滝馬室),14:59
Wikipediaによると,この橋の両端,荒川右岸と左岸の堤防間の距離は 2537mで日本最大だそうだ。 地図を見ると,右岸側には高尾橋のところで見た旧流路(旧荒川)がある。 右岸堤防はその旧荒川のさらに西側に設けてあるので,これほど長くなっている。

堤外水路(注)沿いを進む(鴻巣市滝馬室),14:59
ここまで来て,以前(2005.04.17)にこの辺で採集したことを思い出した。

注:この水路は,後出する行人樋管から続く荒川河川敷を通る水路なので堤外水路,のはず。

堤外水路沿いで採集(鴻巣市滝馬室),15:00, 15:01, 15:03
ということで昔(2005.04.17)を思い出しつつ水路で 採集(鴻巣市滝馬室の用水路)
観察された生物: ミドリムシ(Euglena deses), キロドネラ(Chilodonella cucullulus), スチロニキア(Stylonychia mytilus), ウロレプタス(Uroleptus), アスピディスカ(Aspidisca), ストロンビディウム(Strombidium), ウロトリカ(Urotricha), ウロネマ(Uronema), ヒスチオバランティウム(Histiobalantium natans), キネトキルム(Cinetochilum margaritaceum), 棘毛類繊毛虫, トリボネマ(Tribonema minus), 珪藻各種, クロロモナス(Chloromonas), ミカヅキモ(Closterium acerosum), ワムシ, ケンミジンコ,

前方に堤防が見えてきた(鴻巣市滝馬室),15:03
左側でなにやら工事をしている。ちょっと心配。

堤防にある樋管(行人樋管)の手前で右に折れ,堤防に上がる(鴻巣市滝馬室→大間,おおま),15:03
1枚目:地図によると,行人樋管の先で水路は2つに分かれ,1つは近くにある滝馬室橋の上流側, 他はさきほど渡った原馬室橋の上流側で荒川につながっているようだ。

行人樋管を望遠撮影(鴻巣市大間),15:03

上り坂の先で左に急カーブして堤防に上がる(鴻巣市大間),15:04

サイクリングロードは通行止めだった(鴻巣市大間),15:04
遠くを見ると堤防脇に盛土があり,その周辺が柵で囲まれている。 国土交通省関東地方整備局 荒川上流河川事務所のHPによると, 現在,「荒川大間地区高規格堤防整備事業」というのが行なわれているらしい。 ここがその現場のようだ。 いわゆるスーパー堤防に改修するようだ。盛土はそれだろう(注)。

注:盛土の先に建物の上部がわずかに写っている。 「業務名:平成18年度 大間地区高規格堤詳細設計業務」というPDFファイルに 「大間排水機場詳細設計」として完成予想図らしきものがあった。 それによると,あれが排水機場のようだ。

サイクリングロードの入口(鴻巣市大間),15:04-15:05
1枚目:入口にはパイロンが置かれているだけなので,通れそうにも見えるが,,。 2枚目:右にある案内を見ると,通行止めになっているのがわかる。 ここに示された迂回路にしたがって工事区間の先へ向かうことにした。
なお,ここから先の堤防天端道路は,地図には「サイクリングロード」と書かれているだけで固有名詞がない。 色々調べたが,今のところ名前があるかどうかも含めてまったくわからない(注)。

注:この後,現れる糠田排水機場の少し先から大芦橋(県道66号 行田東松山線)までの堤防天端道路は, 荒川コスモス街道(または,荒川花街道)という名前で呼ばれている。 ただし,そこも自転車道としての固有の名前があるかは不明。 いわゆる荒川自転車道(さいたま武蔵丘陵森林公園自転車道線)は, 荒川の右岸堤防(ないしその近傍)を走るルートのことだが,こちらも広義の荒川自転車道には違いないだろう。 あえていえば,荒川左岸自転車道??

サイクリングロード迂回路を進む(鴻巣市大間),15:08
堤防の外へ降り,一般道を東北東へ進む。 途中にある「たんぽぽ園」(案内図では,老人ホームたんぽぽ荘)の先にある交差点を左折。

サイクリングロード迂回路を進む(鴻巣市大間),15:09
左折して一般道を北北西へ。途中で一回だけジグザクに進む場所あり。

サイクリングロード迂回路を進む(鴻巣市大間),15:10
1,2枚目:パノラマ撮影。 1枚目:左前方に鴻巣西中学校が見えたところで,工事現場の角を左折。
上記の「荒川大間地区高規格堤防整備事業」によると,左隣の柵の近くに排水機場ができるらしい。 15:04の画像で説明したように,すでに大間排水機場の建物はできているようだ。 完成予想図には,この角の隣に調節池のようなものが描かれている。

前方の坂を上がりサイクリングロードへ(鴻巣市大間),15:10

右に鴻巣西中学校を見つつ,サイクリングロードを北北西へ(鴻巣市大間),15:11

サイクリングロードを北北西へ(鴻巣市大間),15:12
1枚目:ゆるく左へカーブし,西北西に向きが変わる。 前方を歩く人が何人か写っている。今日は金曜日だが,堤防天端道路を散策する人が大勢いた。 2枚目:途中にあった「山並案内図」。

サイクリングロードはゆるく左へカーブ(鴻巣市大間→北中野),15:13

そして右にカーブ(鴻巣市北中野),15:14
左前方に見えてきたのが糠田橋(県道76号 鴻巣川島線)。

前方で堤防道は直角に左に折れる(鴻巣市北中野→糠田),15:15
急に左へ折れるので,初めはこのまま進んでよいのかととまどうほどだった。 角の先にあるのが足立北部排水路の排水樋管(1枚目)と渡内糠田排水機場(2枚目)。

排水樋管と渡内糠田排水機場(鴻巣市糠田),15:15
1,2枚目:左に折れた後でパノラマ撮影。

渡内糠田排水機場と足立北部排水路(鴻巣市糠田),15:16
足立北部排水路は北西に向かって伸びている。 ここからは見えないが,その先で北から流れてくる武蔵水路と交差しているようだ。 いわゆる「伏越」だが,武蔵水路側が足立北部排水路をくぐっているらしい(地図より)。

排水機場の樋管と荒川河川敷を通る足立北部排水路(鴻巣市糠田),15:17
ここから荒川の川岸までの堤外水路は約 1 kmもある。 さきほどの御成橋付近もそうだが,いかに荒川の河川敷が広いかがわかる。

Part XIV: 糠田橋下〜糠田排水機場(武蔵水路)〜
2012.02.10, 15:17 - 15:34