右に湿原の入口が現れた(県道282号 仁郷大湯線,東成瀬村),13:08
入口の両脇にはクマ出没注意の案内がいくつもあった(東成瀬村),13:08
ここは湿原を周回する遊歩道の入口,左へ(東成瀬村),13:10
1〜3枚目:パノラマ撮影。
前回(2007.6.24)訪れた際は,右手(3枚目付近)に四阿があった(下段の画像)。
しかし,今回は跡形もなく姿を消していた。
下段の画像を見るかぎり,それほど老朽化してはいなかったと思うが,,。
何故撤去されたのだろう。不思議。
3枚目:画面の右端で駐車場へ通じる遊歩道が分岐しているのだが,下段の画像は,その分岐点から湿原側を撮影している。
今回とは撮影位置が若干異なるので注意。分岐の右に四阿が写っている。
前回の様子(2007.6.24,09:25撮影)。
大仁郷湿原,木道の入口(東成瀬村),13:11
大仁郷湿原,木道入口脇に立つ道標(東成瀬村),13:11
大仁郷湿原,木道入口近くの様子,以前と変わらずに水がある(東成瀬村),13:11
大仁郷湿原(東成瀬村),13:12-13:14
木道入口近くで採集(大仁郷湿原-1)。
観察された生物:
小型鞭毛虫数種,
ナベカムリ(
Arcella sp. A. artocreaに似るが表面に顆粒が点在
Arcella sp.小型),
初観察),
ディフルギア(
Difflugia oblonga,
Difflugia sp.),
アスピディスカ(Aspidisca),
共生藻を持つコスルニア(Cothurnia imberbis),
珪藻少々,
ミクロスポラ(Microspora),
ヒザオリ(Mougeotia),
ミジンコ,
大仁郷湿原,水底には白い砂のようなものが(東成瀬村),13:14
ここには泥炭層がほとんどないことがわかる。
絶えず水が流れているためか。
しかし,類似の枯木沼湿原にはたくさんの原生生物がいる。この違いの原因は何?
大仁郷湿原,少し進んだところでパノラマ撮影(東成瀬村),13:14
2枚目:前回の様子(2007.6.24,09:32撮影)。
大仁郷湿原,ここの水底の状態も同じ(東成瀬村),13:15
大仁郷湿原,その先はやや湿原らしい雰囲気だが,(東成瀬村),13:15
大仁郷湿原(東成瀬村),13:15-13:16
1枚目:ここも水底は同じ,白い砂のようなものが見える。
2枚目:ここで採集(大仁郷湿原-2)。
以前と同様,原生生物はわずか。
観察された生物:
ミドリムシ(Euglena mutabilis),
ディフルギア(
Difflugia sp.),
小型ツリガネムシ(Vorticella),
小型繊毛虫数種,
珪藻少々,
ミクロスポラ(Microspora),
クロオコッカス(Chroococcus),
大仁郷湿原,木道の西側をパノラマ撮影(東成瀬村),13:17
大仁郷湿原(東成瀬村),13:17-13:18
木道脇に育つモウセンゴケ(Drosera rotundifolia)。
捕まっている虫がいた。
大仁郷湿原,前方にT字路が見えてきた(東成瀬村),13:19
左へ行くとその先に,さきほど訪れた野鳥の森があるのだが,,。
1回目(2005.7.24)は,湿原に到達する分岐を見逃してしまった。
そのまま歩行困難なルートを通って北側の林道へ出て,さきほどと同様,国道342号沿いへ出た。
2枚目(2007.6.24)は,既述したが,途中にある仁郷沢に架かる橋が倒壊していたため,それ以上先に進むのを断念。
結局,こちら側からは野鳥の森湿原に到達したことがない。
大仁郷湿原,右に大きな水たまりが広がる(東成瀬村),13:20
大仁郷湿原,右はいかにも池塘らしいが(東成瀬村),13:21
大仁郷湿原,パノラマ撮影(東成瀬村),13:21
大仁郷湿原(東成瀬村),13:22
ここで採集(大仁郷湿原-3)。
ハタヒモ(Netrium oblongum)
がたくさんいた。この種は活発に動くのが特徴。
また周囲にゼリー状の物質を分泌しているため,サンプルはドロリとしていた。
観察された生物:
渦鞭毛虫の一種,
ディフルギア(
Difflugia sp.),
ヒアロスフェニア(Hyalosphenia papilio),
珪藻少々,
エレモスフェラ(Eremosphaera viridis),
ヒザオリ(Mougeotia),
カメガシラモ(Tetmemorus laevis),
ツヅミモ(
Cosmarium globosum),
ハタヒモ(Netrium oblongum)多数,
タテブエモ(Penium polymorphum),
Part XIV: | 大仁郷湿原(イワカガミ湿原)その2 2010.08.10, 13:22 - 13:34 |