佐久平駅〜国道141号〜国道299号〜白駒池入口バス停〜白駒池〜白駒湿原〜白駒池〜白駒の奥庭〜麦草峠〜茶水の池〜雨池へ至る登山道(名称不明の沢までを往復)〜麦草峠〜佐久平駅 (08:20 - 17:52)
Part I: | 佐久平駅〜国道141号 佐久甲州線を南へ(佐久市/佐久穂町) 2010.06.20, 08:20 - 09:28 コウリンタンポポ |
Part II: | 小海線 八千穂駅前〜国道299号 メルヘン街道を南西へ(佐久穂町/小海町) 2010.06.20, 09:29 - 10:20 |
Part III: | 白駒池入口バス停〜白駒池(佐久穂町) 2010.06.20, 10:25 - 10:53 ミヤマカタバミ |
Part IV: | 白駒池(西岸沿い〜白駒荘〜南岸沿い)(佐久穂町) 2010.06.20, 10:54 - 11:08 |
Part V: | 白駒南岸〜白駒湿原(佐久穂町) 2010.06.20, 11:08 - 11:22 |
Part VI: | 白駒湿原〜白駒池(佐久穂町) 2010.06.20, 11:22 - 11:52 コバイケイソウ, ?シャクナゲ,オオシラビソ,ミツバオウレン,ウグイス(音) |
Part VII: | 白駒池〜「白駒の奥庭」を経由して麦草峠へ(佐久穂町) 2010.06.20, 11:53 - 12:09 イワカガミ, ミツバオウレン |
Part VIII: | 〜麦草峠(佐久穂町/茅野市) 2010.06.20, 12:10 - 12:29 |
Part IX: | 麦草峠〜茶水の池(茅野市) 2010.06.20, 12:29 - 12:43 |
Part X: | 雨池へ至る登山道(茶水の池〜名称不明の沢まで)(佐久穂町) 2010.06.20, 12:43 - 13:40 ミヤマカタバミ |
Part XI: | 元来た道を辿り麦草峠へ戻る(佐久穂町) 2010.06.20, 13:46 - 14:43 |
Part XII: | 茶水の池〜麦草峠周辺(茅野市/佐久穂町) 2010.06.20, 14:45 - 15:21 ??, シロバナノヘビイチゴ |
Part XIII: | 麦草峠〜佐久平駅(佐久穂町/小海町/佐久市) 2010.06.20, 15:28 - 17:52 |
追加: | 採集したサンプルの観察(千代田区) 2010.06.21-06.22 |
今回は出発の間際まで,日曜日は(北海道を除き)全国的に曇り,または,曇り後雨(あるいは曇り時々雨)の予報だったので,
出かけるのを止めるつもりでいた。
しかし,金曜日の夜(ないし土曜日の朝)になると,関東地方の一部に晴れの予報が混じるようになった。
とくに長野県の南部は午後から晴れという予報になっていたので, 今年訪れる予定に入れていた八ヶ岳にある麦草峠(標高 2120 m)周辺の湿原&池沼をめざすことにした。 麦草峠へ向うバス路線は,中央本線の茅野駅から出る諏訪バス(所要時間 約1時間)と, 長野新幹線 佐久平駅から出る千曲バス(約1時間50分)がある。 しかし,諏訪バスは7月の限られた期間しか運行されない。 一方,千曲バスも毎日運行という訳ではないが,5月〜10月の間は土日を中心に運行されており, 今日(6/20)も運行していた。ただし,佐久平駅〜麦草峠間を往復する路線は一日わずか1往復のみ (他に小海線 八千穂駅〜麦草峠間が1往復)。 このバスを利用する場合,麦草峠周辺を歩き回れるのは最長5時間(10:44〜15:50)に限られる。 ということで,麦草峠近くにある白駒池,そして,その南にある白駒湿原を訪れた後,麦草峠の北にある雨池まで往復する予定を立てた。 しかし,・・・。白駒池・白駒湿原コース,及び,白駒池から麦草峠への移動はガイドブックにあるコースタイムよりも早めに歩き終えることができたが, 麦草峠から雨池(標高 約2060 m)までが予定通りにいかなかった。 麦草峠〜雨池間はアップダウンを繰り返す,苔むした岩だらけの歩き難い道だった(注)。 そして,今回は前日まで雨が降っていたこともあり岩の周囲は泥だらけ,ないし,水たまりでなおさら歩き難くなっていた。 このため,予定していた時間では雨池に到達できそうになかった。 それでも雨池まで往復してもギリギリ復路のバスには間に合うタイミングだったが, 万が一を考えて途中で行くのを断念した。 事前の調査で雨池には原生生物はあまりいそうになかったので,もともとどうしても到達したいという意欲がなかったのも断念した理由の一つ。 訪れることができた白駒池・白駒湿原,そして麦草峠にある「茶水の池」は予想したとおり, いずれも見た目では原生生物はあまりいそうにない。翌日の観察結果もほぼ予想通りだった。 なお,天気は予報より悪かった。雨池へ向う途中,わずかに日射しがあった程度で,終日青空は望めなかった。 歩いたコースのほとんどは樹林帯の中,その上,空が厚い雲で覆われていたので,まともな写真は撮れなかった。 雨が降らなかったのがせめてもの幸い。 注:国土地理院の地図を見るかぎり,往路は麦草峠(標高 2120 m) → 2130 m → 2060 m?(沢付近) で,わずか60ないし70mほどを下ったに過ぎないが,体感的にはかなり長い間下りが続いた。 |