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2009.11.02, Part VIII

荒沼駐車場〜「少年自然の家」〜県道17号へ

荒沼駐車場の隣にあるT字路に立つ道標(山形市),10:26
これをもっとよく見ておけば・・・。
1枚目:荒沼林道側からみた道標。 さきほど通り過ぎた「少年自然の家,←,荒沼キャンプ場」の方向を示す道標の下に, ここが荒沼駐車場であることを示す看板,そして,一番下に, 「県民の森 キャンプ場,←,はんの木広場/曲沼」と書かれた道標もある。 「県民の森 キャンプ場」というのは,さきほど大沼の手前にあった駐車場の奥, すなわち,大沼の北岸にあるらしい。
2枚目:左に折れて大沼駐車場方向を向いて撮影。 こちら側には上から「山形市 少年自然の家→」,「サービスセンター→」, ひとつ置いて「森の食堂→」と書かれた道標があった。
ここには県道17号の文字はない。 しかし,問題は,直角にずれた方向を指し示している上から3番目の道標だ。 この時は,なにげなく撮影しただけで3番目が何かを確認しなかったが, ここには西側へ降りる道の先に「県道17号線,←,狐越街道」があると示してあったのだった(後出)。 これを見ていれば,間違っていることに気づいたのだが・・・。

大平沼へ向う道と思いつつ坂を下る(山形市),10:27-10:28
1,2枚目:右に入るとすぐに急な下り坂となった。 既述したように,この道を降りた先には県道17号もあるし,途中で右に入ると大平沼へ向う道もあるのだが, この時は,この道がそのまま大平沼に通じてると思い込んでいた。 また,県道17号はさきほどの荒沼駐車場を左(東)に進んだ先にあると勘違いしたまま坂を下った。 3枚目:この頃になるとポツポツ程度だが小雨模様になった。 かなり身体が冷えてきたのでここで自転車を停め,登山用雨着(ただし,この時は上着のみ)を装着。

雨がやや強くなってきたので,大平沼へ行くのを断念,元へ戻ることにした(山形市),10:29-10:30
1枚目:画面ではわかりにくいが,かなりの急坂。 この時は大平沼へ向かうつもりで坂を下っていたが,これだと戻りはきついなあ〜と感じ始めていた。 2枚目:その上,雨も次第に強まってきたので,坂の途中で大平沼行きを断念,県道17号へ向かうことにした。
県道17号はこの道の先にあるのだが, 既述したように,この時は,勘違いをしていたので,県道17号へ出るには荒沼駐車場まで戻らなければならないと判断し, ここでUターンしてしまった。これは全くの間違い。 間違いに気付いたのは,荒沼駐車場まで戻り,さらにその先にある少年自然の家の中に入ってから,だった。

歩いて坂を上がる(山形市),10:32-10:33
1枚目:かなり傾斜のある坂なので自転車ではとても登れない。 2枚目:押して歩いた。しんどい。

歩いて坂を上がる(山形市),10:33
道路に枝を伸ばしていたコナラ?Quercus serrata)。

荒沼駐車場まで戻る,今度は右へ(山形市→山辺町),10:35
何度も書いているように,右へ行ったのはまったくの間違い。

「少年自然の家」の脇を通れば山を降りられると思いつつ先へ進んだ(山辺町),10:36-10:37
1枚目:少し進むと前方に門らしき場所が現れた。 2枚目:門にはチェーンが渡してあって車は進入できないようになっていた。 ???。この時は,この先に「少年自然の家」があるのはわかっているが, この道路はその南側を通る道路で,ここを進めば県道17号に出られるものと勝手に思い込んでいた。 そのため,ここにチェーンが渡してあることの理由がすぐには理解できず(注), 「このまま進めば17号に出られるはず」と信じて疑わなかった。 最悪なことに門の左に迂回して中に入るルートがあったので, そこが遊歩道的な意味を持つものと解釈してこのまま先に進むことにしてしまった。 今思えば,ここが行き止まりなのは周囲の状況からしてわかるはずなのだが・・・。 思い込みとは恐ろしいものである(いつものことだが)。 3枚目:門を過ぎた後の様子。

注:チェーンだったのが災いしたかも。しっかりしたゲートのようなものであれば, ここが行き止まりであり,道を間違っていることに気付いたかも知れない。

「少年自然の家」の入口?を通過(山辺町),10:38
1,2枚目:パノラマ撮影。 左上に何棟かの建物が見えた。 おそらくそこが「少年自然の家」の宿舎か関連の施設だろうと思いつつ先に進んだ。

ここを進めば県道17号 山形白鷹線に出られると勘違いしたまま先に進む(山辺町),10:39

行き止まり?ここで間違いに気づけばよかったが,左に道があったので入ってしまった(山辺町),10:40
1〜3枚目:パノラマ撮影。 駐車場らしき場所に出てしまった。 想像していたルートとは異なっていたので,ここから次第に慌てだした。 左に案内図があったので,現在地を確認したがどうもはっきりしない。 後でわかったが,この案内図は「少年自然の家」の内部だけを示したもので, 外側の道路との位置関係は示していなかった。 しかし,そのことに気付かずに,この案内図を見てもどうにも位置関係が把握できないまま, とりあえず左に入ってみることにした。

勘違いしたまま先に進む(山辺町),10:40-10:42
この付近の様子は,「少年自然の家」の南側の道路というよりは, あきらかに施設内の通路なので,どうもおかしいとは思いつつ進んでしまった。

ここで右折したが・・・(山辺町),10:42
1〜3枚目:舗装道の先はこのようなT字路になっていた。 左右とも未舗装。 県道17号に出る道が未舗装になっているのはおかしいとは思いつつ, 方角的には右へ行くはずと考えて,右折してしまった。

その先は未舗装だった,雨も強まってきた(山辺町),10:43
右を進むと次第に路面はぬかるみ出した。 左下に木道が敷設された場所があったが,この時はそこがどこか判断できなかった(注)。 道はますます狭くはっきりしなくなるし,そうこうしているうちに,雨脚が強まってきた。 これはヤバイ。ここで始めて自分が道を間違ったことを自覚した。 先に進めばなんとかなりそうな気もしたが,途中,行き止まりにでもなっていると最悪なので, とにかく現在地が把握できる所まで戻ることにした。

注:後で「県民の森遊歩道案内図」を見て,そこはおそらく少年自然の家に隣接する「湿性植物園」であることがわかった。 案内図には,少年自然の家から「湿性植物園」に続く遊歩道が描いてある。 遊歩道は,そこからさらに大沼の駐車場まで続いているようなので,そのまま進んでも県道17号に出られる可能性があった。 案内図も持参していたので,ここでそれをじっくり見れば気づいたはずだが,すでに雨脚も強まり, かなり焦っていて,持参した地図を見る精神的余裕を失っていた。

駐車場にあった案内図,ここでやっとどうして間違ったかに気づいた(山辺町),10:48
既述したように,この時になって,この図は少年自然の家の内部しか描いていないことに気付き, 自分が通ろうとしているルートはここには描かれていないことを理解した。

荒沼駐車場まで戻った(山辺町→山形市),10:50-10:51
2枚目:さきほどの道標をあらためて確認。 ここで始めて,上から三番目の道標が「県道17号線」の方向を指し示していることに気付いた。 それはさきほど大平沼へ向かおうとして途中まで下った画面左の下り坂だった。

雨は止みそうにない・・・この後,次第に風も強まってきた,かなり寒い(山形市),10:54

さきほど降りた坂を再度,降りていく(山形市),10:58

この先に県道17号があるはず(山形市),11:00

Part IX: 県道17号 山形白鷹線を東へ
2009.11.02, 11:01 - 11:58