黒姫山 西登山道,新道分岐まで戻った(信濃町),13:13
大ダルミ湿原を出たのが12:46なので,ここまで戻るのに27分かかった。
ガイドブック(日野東著,信州 花の湿原を歩く,信濃毎日新聞社,2001)では20分になっていたので,
途中で花等の写真を撮影した時間を除いても,下りはやや遅めであることがわかる。
往路(=登り)はガイドブックにある時間とおおよそ同じだったのだが,
下りはどうしても遅くなる。いつものパターン。
黒姫山 西登山道,新道分岐(信濃町),13:13
1,2枚目:新道分岐の手前でパノラマ撮影。
今度はここで右折し,大橋林道へ通じる登山道(名称不明)を降りる。
黒姫山登山道,新道分岐を右折,大橋林道へ降りる登山道を下る(信濃町),13:13
ピンぼけ。
黒姫山登山道,登山道を下る(信濃町),13:15-13:19
2〜4枚目:途中に伐採され皮を剥かれた木が道沿いに置いてあった。
3枚目:木の先には作業用の林道が続いていた。
ここから先,すなわち,大橋林道に近い黒姫山の南西斜面ではあちこちで樹木の伐採が行われていた。
そのため,この大橋林道へ降りる登山道はいたるところで作業用の林道によって寸断されていた(後出)。
4枚目:この後は採集する予定はないので,採集道具をザックに仕舞った。
今回は結構な量のサンプルが採れた。
黒姫山登山道,登山道を下る(信濃町),13:23
このようにここから先はしばらくの間,登山道というよりは林道の状態がしばらく続く。
黒姫山登山道,この役目がようやくわかった(信濃町),13:26
途中,やや傾斜が急な場所にこのようなゴムの板が路面に埋め込んであった。
これと同じものを昨年,宮床湿原を訪れた際に見かけた。
その時はアスファルトの路面に埋めてあったので何の意味があるのか理解できなかったが,
今回ここで見てやっとその意味が理解できた。
おそらく,降雨時に水が流れて路面が侵食されるのを防ぐ役割があるのだろう。
路面を下ってきた水をそのままにすると,下へ行くほど次第に水量が増して路面が削り取られてしまう。
そこで,途中にこのような「堤防」を置くことで水の流れを道の脇へ誘導し,大量の水が路面を流れないようにしていると思われる。
これは路面が水で滑るのを防ぐ役割も持つので,アスファルトの路面にも設置すればそれなりの効果が期待できる。
ただし,自動車ならこのようなゴム板があっても問題ないが,前回の私のように,
自転車で道を下る際にはゴム板に乗るとハンドルをとられそうでやや危険。
なお,この画像はゴム板を過ぎてから振り返って撮影した。
その際,この道の先にマウンテンバイクで上がってきた男女がいた。
登山道を自転車で?と不思議に思ったが,よく考えると大橋林道からここまで自動車も通れる道ができているので,
自転車で上がってくることも不可能ではないことに後になって気づいた。
黒姫山登山道,林道と交差する(信濃町),13:27
1〜3枚目:右にカーブする所でパノラマ撮影。
左にも道があるように見えるが,その先は伐採された樹木と土が入り交じった状態で,
林業の作業車が通った跡があった。しかし,道というにはあまりに荒れている。
黒姫山登山道,登山道を下る(信濃町),13:28-13:29
1,2枚目:パノラマ撮影。
所々に伐採され切断された樹木が放置されている。
黒姫山登山道,登山道を下る(信濃町),13:30
1枚目:ここにもゴム板があった。
板は,画面の右に水が流れるように道に対して斜めに設置してある。
2枚目:その板の先を見ると,おそらく意図的に造られたのだろうが,土が抉られた水路のような場所があった。
黒姫山登山道,登山道を下る(信濃町),13:31
ここにもあった。
黒姫山登山道,林道を兼ねた登山道から本来の登山道へ(信濃町),13:31
右にカーブする途中に「登山道」の道標があった。
黒姫山登山道,林道を兼ねた登山道から本来の登山道へ(信濃町),13:31
1〜3枚目:その道標の手前で前〜右をパノラマ撮影。
これまで降りてきた道はどう考えても登山道ではないので,この脇の道が本来の登山道なのだろう。
本来の登山道を歩きたいので前方の狭い道へ入ることにした。
黒姫山登山道,本来の登山道を下る(信濃町),13:34
1,2枚目:しかし,ここから先にも,登山道の周囲には伐採現場があちこちにあった。
黒姫山登山道,林道が横切っていて道がわかりにくい(信濃町),13:35
1,2枚目:パノラマ撮影。
ここは作業用の林道(2枚目)が登山道を横切っている。
つい右へ行きたくなるのを我慢して前方の狭い登山道へ進む。
黒姫山登山道,本来の登山道を下る(信濃町),13:36-13:37
1,2枚目:ここでも。
黒姫山登山道,作業用の林道と交差する(信濃町),13:37
1〜3枚目:ここでは盛り土をした林道が横断していた。
1枚目:左側。
2枚目:進行方向。盛り土をしてあるので,登山道との間にかなりの段差ができている。
3枚目:右側。
Part XI: | 登山道〜大橋林道を下る 2009.06.07, 13:40 - 14:13 |