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2009.04.19, Part VII

〜月夜野猿ヶ京温泉線〜林道須摩野線

大峰山を降りる,フキ(みなかみ町),12:43-12:44
フキPetasites japonicus)。 2007年の同時期(2007.4.15)に訪れた時にも,道路沿いにたくさん育っていた。

大峰山を降りる,スミレ?(みなかみ町),12:44-12:45
アスファルトに接した道端にはスミレViola mandshurica)が。

大峰山を降りる,タチツボスミレ(みなかみ町),12:46
近くの斜面には タチツボスミレViola grypoceras)が咲いていた。

月夜野猿ヶ京温泉線へ入る(みなかみ町),12:46
前方を横切るのが県道272号 月夜野猿ヶ京温泉線。

反対側から撮影(みなかみ町),12:47
1枚目:西側。この先にサイクルスポーツセンターがあるが,その途中の道端にもいくつかの池がある。 そこは前々回(2007.10.21)訪れた。今回はパス。 このT字路には色々な看板(ないし道標)があるが, 画面右端に立つ「大峰山浮島及び湿原植物」&「大峰山モリアオガエル繁殖地」は昨年(注)立てられたもの。 2枚目:元来た方向。右の角に見晴荘の大きな案内がある。 3枚目:東側。これからこちらへ進む。

注:正確にいうと,2007.10.21〜2008.10.12の間に設置されたはず。

月夜野猿ヶ京温泉線を下る(みなかみ町),12:47-12:51

月夜野猿ヶ京温泉線を下る,ここを曲がると・・・(みなかみ町),12:52
カーブの途中に柵で囲まれた水道施設がある。 このカーブを過ぎると以下の林道須摩野線の分岐が現れる。

林道須摩野線の分岐,今回はここで右折(みなかみ町),12:53
ここはこれまで通り過ぎるだけだったが,この林道須摩野線を100m余下った途中に溜池らしきものがいくつかある(はず)。 国土地理院の地図だと3つ(注)。

注:国土地理院の地図や市販の地図だと3つだったが,実際には1つは消滅していた。 後日,ネットの地図サイトを調べたところ2つになっていた。

林道須摩野線を下る,右折してすぐのところにある案内板(みなかみ町),12:54
「弁財天地すべり防止区域(平成3年2月4日,農林水産省告示第1172号),・・・,群馬県知事」 この図でもわかるように,最初は大きく右左に蛇行し,その後は水路沿いに南下していく。 この図には描かれていないが,地すべり防止区域の少し南に3つ(実際は2つ)の池がある。
弁財天というのはこの辺の地区名だと思うが,市販の地図等には名前がないので詳細は不明。

林道須摩野線を下る,右カーブの後は左カーブ(みなかみ町),12:55-12:57
多少くねくねするが,全体として大きなS字カーブを描きつつ下っていく。

林道須摩野線を下る,結構急な坂を下る(みなかみ町),12:58-12:59

林道須摩野線を下る,右へのヘアピンカーブが迫る(みなかみ町),13:01

林道須摩野線を下る(みなかみ町),13:03-13:04
道路際の崖の上と途中にある水抜き用?の穴から水が流れ出していた。 水に浸った壁面に藻塊が育っていたので,それを採集(林道須摩野線-1)。 黄緑色の正体はヒザオリだった。
観察された生物: マヨレラ(Mayorella penardii), アンフィシエラ(Amphisiella), キネトキルム(Cinetochilum margaritaceum), ヒザオリ(Mougeotia), ホシガタモ( Staurastrum punctulatum), フタボシモ(Cylindrocystis),

林道須摩野線を下る(みなかみ町),13:07
この先で左にカーブした後は,水路沿いを南へ向って下る。

林道須摩野線を下る,これより水路沿いを南へ向う(みなかみ町),13:09
1,2枚目:カーブの途中で南方向をパノラマ撮影。 この付近の道路の下を水路が通っている。 辺の草木が多いのでここから水面は見えない。

林道須摩野線を下る,水路沿いを南へ向う(みなかみ町),13:10

林道須摩野線を下る,溜池への分岐が現れた(みなかみ町),13:13
坂の途中に左へ入る道があった。

分岐の手前から目的地の溜池が見えた(みなかみ町),13:14
1〜3枚目:分岐の手前で左前右をパノラマ撮影。
1枚目:左を見ると,目的地としていた池が見えた(注1)。 しかし,・・・。ここから見てもわかるが池はフェンスで囲まれている。岸辺には近付けそうにない,採集不可。 どうやら農業用の溜池らしい(注2)。
だがその近くの道路沿いにも小さな池があるはず。とにかく近付いてみる。
2,3枚目:なお,地図には分岐の右側にも池が描いてあるが,見当たらない(注3)。

注1:ここから直接近付けそうにも見えるが,実際は,手前にさきほどまで道の脇を流れていた水路があり, その周囲は薮になっているので無理。脇道に入り,いったん南に下がってから,途中のT字路を左折して北へ上がる必要がある。
注2:画像には写っていないが,池の縁には一人の男性がいた。近くにはその男性が乗ってきたと思われる車もあった。 その後,私が溜池の少し下(南)にある別の池へ向う途中,2,3台の車と1台のオートバイが私を追い越して溜池に向っていった。 後でも書くが,車やバイクに乗ってきた人は,溜池の近くに集合して何やら作業をしていた。 キイキイ金属性の音がしたので,おそらく田植えの時期をまじかに控えて溜池から農業用水を流す準備をしていたのだろう(あくまで推測だが)。
注3:既述したように,国土地理院と市販の地図だと分岐の右側にも池が描いてある。 しかし,実際には無く,ネットの地図サイトでは右側の池はすでに消えていた。

Part VIII: 旧新治村地区にある溜池〜林道須摩野線〜月夜野猿ヶ京温泉線
2009.04.19, 13:17 - 14:01