源太森頂上分岐(八幡平市),12:44
1,2枚目:右脇に源太森頂上への分岐を示す道標が現れた。
距離が示していないが,地図から考えるとすぐ近くのはず。
3枚目:頂上へ向う道。階段になっている。
頂上まで行ってみようかとも考えたが,ここまでほぼ予定通りのタイム
(黒谷地入口11:34→八幡平頂上・茶臼岳分岐12:04→源太森頂上12:44)できているので,あまり余裕がない。
ここで余計な時間を費やしてしまうと後がきつくなるので,パスすることにした。
源太森頂上分岐(八幡平市),12:46
少し歩くと,また源太森頂上への分岐が現れた。頂上をはさんで両側から行き来できるようになっているのだろう。
ここからは若干の下りとなる。
源太森西尾根を下る?(八幡平市),12:46
下る途中。ムシカリ(Viburnum furcatum)の実がなっていた。
源太森西尾根を西へ(八幡平市),12:48
傾斜がゆるくなると滑り止めの溝が彫られた木道となる。
八幡沼湿原の東端(八幡平市),12:49
ほどなく前方が開けてきた。この辺から
八幡沼湿原?
八幡沼湿原を西へ(八幡平市),12:49
ここはやや狭い湿原。すぐに終わり前方には笹薮と樹木の茂みが。その脇を通って先へ進む。
八幡沼湿原を西へ(八幡平市),12:50
1枚目:薮を抜けると,
2,3枚目:再びこのような小さな湿原?が。ただし,ここはかなり荒れて乾燥化している。
植生復元箇所の看板が立っている。
八幡沼湿原を西へ(八幡平市),12:51
上空を見ると厚い雲のある区域と青空が見える区域がはっきり分かれていた。
八幡沼湿原を西へ(八幡平市),12:51-12:52
2枚目:前方に八幡沼が見えてきた。
3枚目:いったん沼が見えなくなるが,,。
八幡沼湿原を西へ(八幡平市),12:53
ふたたび沼が見えたところでパノラマ撮影。
1枚目:画面左端に木道の分岐が見える。
あそこが「源太分レ(注)」と呼ばれる場所で,八幡沼の南側(左)と北側(右)を通る木道の分岐点。
注:この「源太分レ」というのはやや古いガイドブックにある表現。
現在は,「源太分岐」と普通の表記に変わっている。
ただし,「分レ」という表現は,既述したように,「分レ南交差点」(陸羽街道/津軽街道,滝沢村)などとして残っている。
八幡沼湿原を西へ(八幡平市),12:53
源太分レ(源太分岐)が近付いてきた。周囲には案内板や道標などが立っている。
源太分レ(源太分岐,八幡平市),12:53-12:54
1〜3枚目:前回(2006.9.12)来た時は,
南側のルートは工事中で通れなかった。今回は,案内板等を見ても南側のルートが工事中である等の案内はない。
さすがにすでに工事は終わっているのだろう。
そのため,できれば南側を通ってみたかったが,今回は,この後,八幡平頂上からその北西尾根を通る登山道を歩く予定にしていたので,
この八幡沼湿原を通過するのにあまり時間をかけたくなかった。
そのため,遠回りになる南側のルートでなく,前回同様,北側のルートを通ることにしていた。
南側は次回。
源太分レ(源太分岐,八幡平市),12:54-12:56
木道の脇が,池塘というよりは水たまりに近い状態になっていた。
とりあえず採集(八幡沼湿原-1)(12:55)。
周囲の状況から,ここは多少とも水の出入りがあるように見えた。そのため,原生生物(の種類)は少ないだろうと予想したが,
そのとおりだった。
観察された生物:
トリネマ(Trinema),
棘毛類繊毛虫,
ミクロスポラ(Microspora),
クレブソルミディウム(Klebsormidium),
ホシガタモ(
Staurastrum dilatatum),
イボマタモ(
Euastrum cuneatum),
ハタヒモ(Netrium digitus),
フタボシモ(Cylindrocystis),
ワムシ,
八幡沼湿原を西へ(八幡平市),12:56-12:57
1枚目:木道脇にあった「NATURAL TRAIL, 八幡平自然探勝路, 11」の道標。
2枚目:隣に八幡沼が迫ってきた。
八幡沼湿原を西へ(八幡平市),12:57
よく見ると木道の周囲には,
チングルマ(Geum pentapetalum)の果穂がたくさんあった。
Part VIII: | 八幡沼北側の湿原〜八幡沼〜ガマ沼分岐 2007.08.23, 12:58 - 13:17 |