かみのやま温泉駅〜刈田駐車場〜南蔵王登山口〜刈田峠〜前山北尾根〜前山山頂〜杉ケ峰山頂〜杉ケ峰南東尾根〜芝草平〜杉ケ峰南東尾根〜杉ケ峰山頂〜前山山頂〜前山北尾根〜南蔵王登山口〜刈田駐車場〜御田ノ神?〜刈田駐車場〜かみのやま温泉駅 (09:03 - 17:14, かみのやま温泉着〜発)
Part I: | かみのやま温泉駅〜刈田駐車場〜南蔵王登山口(上山市/七ケ宿町/蔵王町) 2007.08.17, 06:55 - 10:40 ヨツバヒヨドリ,ヤマハハコ,ミヤマアキノキリンソウ,ノリウツギ,エゾシオガマ,ウツボグサ |
Part II: | 南蔵王登山口〜刈田峠〜前山北尾根(蔵王町/七ケ宿町) 2007.08.17, 10:41 - 11:12 ミヤマシャジン |
Part III: | 前山北尾根〜前山山頂〜杉ケ峰山頂〜杉ケ峰南東尾根(七ケ宿町) 2007.08.17, 11:13 - 12:08 ウスユキソウ,アズマヒキガエル?,ミヤマアキノキリンソウ |
Part IV: | 杉ケ峰南東尾根〜芝草平(七ケ宿町) 2007.08.17, 12:09 - 12:35 |
Part V: | 芝草平(七ケ宿町) 2007.08.17, 12:35 - 12:46 ミヤマホタルイ,キンコウカ |
Part VI: | 杉ケ峰南東尾根〜杉ケ峰山頂〜前山山頂(七ケ宿町) 2007.08.17, 12:49 - 13:42 ザオウアザミ,ミヤマシャジン,ムシカリ,ノリウツギ |
Part VII: | 前山北尾根〜南蔵王登山口〜刈田駐車場(七ケ宿町/蔵王町) 2007.08.17, 13:42 - 14:51 ?? |
Part VIII: | 御田ノ神?〜刈田駐車場〜かみのやま温泉駅(上山市/七ケ宿町) 2007.08.17, 14:51 - 17:33 シロバナトウウチソウ,イワショウブ,キンコウカ,コバイケイソウ,?? |
追加: | 採集したサンプルの観察(千代田区) 2007.08.18 |
久しぶりに日帰りで採集を行なった。
どこへ行くか散々悩んだ末,これまで行ったことのない蔵王にある芝草平を訪れることにした(注1)。 御盆の帰省ラッシュを避けて週末に出る予定を組んだ。 当初,御盆過ぎの蔵王付近の天気予報は曇りだったが, 例によって出発当日が近付くにつれ,予報は次第に悪化し,曇り→曇り時々小雨→小雨と変わってしまった。 小雨の予報が出ているところへ行くのは若干躊躇したが,前回の採集(8/7)からだいぶ間が空いてしまったので, 次回の採集に出るタイミングも考慮して,この辺でとにかくどこかへ出かけたかった(注2)。 実際に訪れてみると,予報通りというか,時には本降りに近い雨が降り続いた(注3)。 傾斜した登山道はいたるところ沢のようになって水が流れていた。 幸い,登山道は固く踏み固められていて,ぬかるみにはならず,歩く上でとくに支障はなかった。 問題は,道の両側から伸びる草木についた水で,これが至る所にあったため,ヤッケ程度では役に立たず, 往復して刈田駐車場に戻るころには,ほぼ全身びしょぬれ状態だった。 ただし,夏山なので,とくに寒さを感じるほどではなく,むしろ山道を歩く間は身体が冷やされて心地よかった。 とはいえ,戻りのバスや電車に乗る際,濡れたまま乗車する訳にもいかず,衣服から水気を取るのが大変だった。 次回までには通気性のよい雨具を準備したい(値は張るが,,)。 また,今回は芝草平から戻る途中で,自作のカップ付き指示棒をなくしてしまった。 昨年に続き,これで二度目。採集用の手提げ袋に入れて歩いている間に,両側から伸びる草木にひっかけて どこかで落としたらしい。残念。 その手提げ袋も雨に濡れてボロボロになってしまい,廃棄せざるをえなかった。 注1:蔵王へは,昨年までは,宮城県側(白石市)と山形県側(山形市,上山市)から計3つのバス路線があったが, 今年(2007年)になって宮城県側の路線が廃止されてしまった。 また,山形市からのバスはお釜を見学するためのもので,本数も往復1本のみ。これでは芝草平まで行って戻ってくることはできない。 幸い,上山市からは無料(!)のバスが往復2本あり,これを利用することで日帰りで芝草平へ行くことができた。 注2:今回の目的地である芝草平は,事前の調査でかなり荒れた湿原らしく,木道沿いに池塘があるかどうかもわからなかった。 そのため,あまり期待していなかったのも,曇りの予報でも採集に出た理由。 実際,芝草平で採集できたのは1サンプルのみで,木道沿いは踏み荒らしによって大部分が裸地化していた。 幸い,南蔵王登山口近くにあった小湿原で,1サンプルが採れたので,合計2サンプルというのが今回の成果。 注3:そのためだろうが,本来であれば人気の登山コースのはずだが,南蔵王登山口と芝草平を往復した4時間弱の間, 誰にも出会わなかった。 |