大峰沼,12:53
1枚目:???。
2枚目:「標高1000メートル」。
3枚目:「県指定天然記念物 大峯山浮島及び湿原植物」。
大峰沼,12:53-12:54
1枚目:北端にある各種案内板。
2枚目:「大峰沼県自然環境保全地域」の説明。
3枚目:「大峰山・吾妻耶山の由来」。
4枚目:「大峰山ハイキングマップ」。
大峰沼,12:54-12:55
湖畔一周コースに入る(いつもガイドで位置確認)。
大峰沼,12:55
湖畔一周コースに入ってすぐに沼を撮影。
1枚目:沼の北端。2枚目:その東側。残念ながら色調が変わってしまった。
沼の中央から南側にかけていくつかの浮島が見える。かなり大きい。
大峰沼,12:55-12:57
1枚目:西側の遊歩道を南に向う。2枚目:倒木。3枚目:前方に見える浮島。4枚目:採集しようかとも思ったが,ここは止めた。
大峰沼,12:57-13:01
ここで採集(大峰沼 No. 1)。
ガサガサやっても泥が入ってこない。落ち葉がかなり厚く堆積しているようだ。
原生生物はあまり期待できないかも。
観察された生物:
スピロストマム(Spirostomum),
ラッパムシ(Stentor),
トラケロフィルム(Trachelophyllum)
小型繊毛虫数種,
珪藻各種,
ミジンコ,
ケンミジンコ,
予想した通りだった。
大峰沼,13:02-13:03
3,4枚目:浮島が近付いてきた。
大峰沼,13:04
ここで採集(大峰沼 No. 2)。
観察された生物:
ディフルギア(Difflugia sp.),
ラッパムシ(Stentor),
ディセマトストマ(Disematostoma),
小型繊毛虫数種,
ヌサガタケイソウ(Tabellaria),
他の珪藻各種,
ケンミジンコ,
大峰沼,13:07
1枚目:沼の南端に近い場所。大きな岩と草の生えた岸辺が見える。
大峰沼,13:08
2枚目:ここ(いつもガイドで位置確認)から先は岩場で,その所々(計3ケ所)に木道が架けられてある。
3枚目:木道の入口近くの岸辺には草が生え,水中にはたくさんの枯れ草がある。
ここで採集(大峰沼 No. 3)。
サンプルは若干緑色で,多少粘稠な感じがした。このようなサンプルには藻類がいる可能性が高いが,予想通りだった。
観察された生物:
マルウズオビムシ(Peridinium),
クリプトモナス(Cryptomonas),
スポンゴモナス(Spongomonas),
ウチワヒゲムシ(Phacus),
ラッパムシ(Stentor),
スピロストマム(Spirostomum),
ロクソフィルム(L. meleagris),
リトノタス(Litonotus),
スチロニキア(Stylonychia),
トラケロフィルム(Trachelophyllum)
レンバディオン(Lembadion),
ウロトリカ(Urotricha),
コレプス(Coleps),
ディセマトストマ(Disematostoma),
フロントニア(Frontonia acuminata),
ミドリゾウリムシ(P. bursaria),
キネトキルム(Cinetochilum),
小型繊毛虫数種,
スプメラ(Spumella),
マルロモナス(Mallomonas),
ヌサガタケイソウ(Tabellaria),
ハネケイソウ(Pinnularia),
他の珪藻各種,
イカダモ(Scenedesmus),
ミクロスポラ(Microspora),
サヤミドロ(Oedogonium),
ヒザオリ(Mougeotia),
ホシミドロ(Zygnema),
アオミドロ(Spirogyra),
ゴナトチゴン(Gonatozygon),
アオコ(Microcystis),
イタチムシ,
ワムシ,
ミジンコ,
ケンミジンコ,
注:全体として種類は多いが,ここは日陰の場所なので藻類は少なめ。
替りに腐食性の環境によく見られる従属栄養の原生生物(鞭毛虫,肉質虫,繊毛虫)が多い。
大峰沼,13:11-13:12
採集ポイントの近くに咲いていたミヤマツボスミレ(Viola verecunda var. fibrillosa)。
タチツボスミレに似ているが,花弁の形と色が異なる。
Part IV: | 大峰沼 Part II 2006.05.25, 13:13 - 13:28 |