以下に示すのは私(月井)が法政で行っているアメーバの餌としてある程度大量に細胞をえるための培養法である。もちろん,この他にも振盪培養など様々な方式ある。
Proteose peptone(プロテオースペプトン;粉末) | 2〜4 g/l |
Yeast extracts(酵母抽出液;粉末) | 2 g/l |
Glucose(ブドウ糖) | 10 g/l |
NaOHでpH7.0付近に調整する。 |
これは菅井さんから教えてもらった新しいPPYG培養液で,通常のポリペプトンとグルコースの 組成比を逆転させている。
こうすると,細胞密度も高くなるし,何よりも定常期に達してからかなり時間が経過しても細胞が ダメージを受けにくいという長所がある。